2017年05月24日

24日(遊劇体の芝居とツダ・シリーズ『ふたりの蜜月』について、その3)

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新世紀を迎えた2001年が遊劇体にとって最もエポックメーキングな年になりました。
この年の秋に遊劇体と桃園会の合同公演(プロデューサー・遠藤寿美子)が企画され
ました(タイタス・プロジェクト2001『のにさくはな』作・深津篤史、演出・キタモ
トマサヤ、京大西部講堂前特設野外大劇場)。その合同公演は遊劇体・桃園会の俳優
以外にオーディション参加者をも含めて約50人の俳優による公演として予定されまし
た。その時私たち遊劇体は、私を含めてたった5人だけの集団でした。来るべき合同
公演に向けて、演技について、演出について、徹底的にトレーニングをしなければ不
安でした。私たちの考える〈良い演技〉とはどのようなものか、何らかの自信をつか
んで合同公演に臨まなければ、という焦りと不安、かどうかわかりませんが、中途半
端なままでは恥ずかしいし失礼だ、という気持ちがありました。そこで合同公演に先
立って、演技や演出のことを研究するための公演を企画しました。作と演出は私、そ
して劇団員のみによる上演、『闇光る』。稽古の進み具合などは気にせず、徹底的に
演技についてディスカッションを尽くしました。その時の劇団員は私、大熊ねこ、菊
谷高広、村尾オサム、坂本正巳の5名、全員が今も劇団員です。そのツダという架空
の町を舞台とした『闇光る』こそが、それまでの上演台本を一新させました。無造作
にリアリズムからの極北を目指した、良く言えば詩的、叙述的語り部的な台詞では、
俳優の演技の向上には自ずと限界があるという判断でした。ニンゲンを描かなければ
ならない。俳優は台詞の向こう側にある心情本心を表現しなければならない。ニンゲ
ンとはうらはらな行動をとるし、謎に満ちた存在だ。ニンゲンを演じる。それを極力
シンプルに表現しよう。舞台上に俳優が存在するだけで世界が立ち上がるはずだ。そ
のためには戯曲が優れていなければならない(まだまだ力不足ですが)。俳優は無駄
な動きを排して、立っているだけで存在を際立たせよう。舞台上には説明的な装置は
いらない。小道具もいらない。俳優の演技で世界を構築する。観客には想像力があ
る。それは信じていいんだ。そんなことをコトバにしながらツダ・シリーズの第1作
が生まれ、私たち現在の遊劇体が誕生したといえると思います。ですから、私事です
が、私の処女戯曲は『闇光る』だと思っているのです。

 さらに蛇足と思われますが、新しくなった私たちの上演形態(表現)について、す
ぐに複数の方から次のような指摘を受けることとなりました。能を意識しているので
すね、と。それは、実は最初に指摘されるまで気が付いていませんでした。その時
は、いや全く関係ないですよ、と否定してしまいました。演技や表現方法を追求した
ら能に接近した、ということに驚きました。とともに、この事実は、私たちのなかに
生まれついて在る、〈日本人としての演劇的記憶〉が図らずもそうさせたのだ、と認
識することにしました。(つづく)
posted by yu-gekitai at 22:27| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

23日(「ふたりの蜜月」稽古4回目。)

 シーン1の前半とシーン3、4、6の台詞合わせ。ああ、キビシイ芝居。

明倫ワークショップ決定。ちょっと変わったことをやります。私の友人に藤井海彦さ
んという方がいるのですが、彼はレコードを使ってDJならぬレコード漫談というのを
やっていて、って私はまだ観たことないのですが、それを無断拝借して、演劇関係の
レコードを使って(決してCDではない)、漫談を2時間やらしてもらいます。7月2
日(日)14時から16時まで。京都芸術センターにて。入場無料、ただし予約申し
込みが必要かも。状況劇場や天井棧敷、黒テント、曲馬舘、東京キッドブラザーズな
どのレコードを持ってゆきます。そのあと「ふたりの蜜月」の稽古をする予定です。
もちろんそれも見学OKです。

稽古後〈祭や〉へ。今日は特にビールが美味かったなあ。昼間暑かったからかなあ。
posted by yu-gekitai at 14:38| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

22日(遊劇体の芝居とツダ・シリーズ『ふたりの蜜月』について、その2)

2000年までにいくつかの小さなエポックがありました。1993年と1995年に扇町ミュー
ジアムスクエアから提携公演として呼んでいただいたこと。いわゆるアンダーグラウ
ンドな立ち位置でほぼ京都でのみ活動していた私たちが、管理された劇場の枠組みの
中で上演をするという経験を得、また、いろいろなタイプの小劇場演劇との出会いを
得て、新鮮な刺激を受けました。さらに、1994年と1997年に故・遠藤寿美子氏プロ
デュースによる〈芸術祭典・京〉に参加を求められたこと。京都市主催の公的事業に
関わるということで、ルサンチマンから社会性を伴った演劇人へと転向を余儀なくさ
れたということになります。それらの経験のなかで、演劇そのものについて、より深
く考えざるを得なくなり、劇団としては演技の方法論、私個人においては戯曲の創作
と演出というクリエイションについて初めて、強い意識を抱くことになりました。
故・大竹野正典氏の犬の事ム所(現・くじら企画)、故・深津篤史氏の桃園会との交
流が大きな推進力となりました。(つづく)
posted by yu-gekitai at 14:23| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

21日(「ふたりの蜜月」稽古3回目。)

 シーン1の前半、シーン4の台詞合わせ、そして動線を当たる。
posted by yu-gekitai at 14:18| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月21日

20日(熊取町議会報告会に参加した。)

 初めてです。議会で決まったことの報告を直接に議員さんから聞く。さらに疑問を
ぶつけたり、要望を伝えたり、ざっくばらんにしゃべれる。これは良いことだと思
う。私、予算案のシロ三角の意味を勘違いして、恥ずかしい思いをしてしまいまし
た。
posted by yu-gekitai at 10:49| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

化けませんでしたね。

 今度は化けませんでした。



 「遊劇体の芝居とツダ・シリーズ『ふたりの蜜月』について」6回に分けてこのブ
ログで掲載させていただこうと考えています。19日付のは、その第一回目です。



 もう一回マルイチを書いてみよう。化けるかな、化けないかな?



「@」←マルイチ
posted by yu-gekitai at 10:45| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

文字オバケでました。

一箇所ですが、文字化けしとります。タイトルの、について、の後は、クエスチョン
マークではなく(化けました)、数字のマルイチです。マルイチ、をもう一度入力し
てみます。どうなるかな。「」内に、マルイチを書いてみます。



「@」←マルイチ
posted by yu-gekitai at 10:33| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

19日(遊劇体の芝居とツダ・シリーズ『ふたりの蜜月』について ?)

遊劇体という集団は、京都大学演劇部が1983年「遊劇体」と名乗ることによって発
足。翌年、京大西部講堂にて、野外劇『うしみつ遁走曲』(作+演出・キタモトマサ
ヤ〈当時は別の名前。しかも実際には私一人で書いた台本ではなかった〉)にて旗揚
げしました。もしその当時にコンセプトというものがあったとするなら、強烈なるア
ンチ新劇、反権力・反体制、ルサンチマン、一般的にイメージされる演劇というモノ
の破壊と再構築、ということであったと今は思います。当時の西部講堂周辺の演劇
(風の旅団、夢一蔟、未知座小劇場、白髪小僧といった、一種ポリティカルな演劇的
視点で活動する集団)の影響を受けて、演劇というものの歴史もその多様性も知ら
ず、戯曲や演技にたいして無知我流のまま、若気の至りで野外劇、テント芝居、西部
講堂という大空間で、何でもありの(稚拙な)表現を駆使して、怖いもの知らずで
あったように思います。その期間が、ゆるやかに変節を遂げながらも約17年間(2000
年まで)続きます。(つづく)
posted by yu-gekitai at 09:03| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

18日(太りさん。)

 一週間前にくらべて一気に5キロも体重が増えました。5キロです。どないなって
いるのでしょうか?(飲み過ぎ)
posted by yu-gekitai at 07:46| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月18日

17日(・・・。)

 今、楳図かずお氏の「アゲイン」を読み返しているのだけれど、なんかやっぱりコ
レもスゴイですね。ここまでイッチャッテしまいますかという畏敬の念を抱いてしま
う。キチガイとバカのオンパレード、たまにツンボ、メクラ。そういう意味でスゴイ
といってるわけじゃないですけれども。
posted by yu-gekitai at 09:48| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする