2019年11月30日

29日(寺で修行。)

 寺で修行。良い体験を得た(次回公演のドラマの世界構築に関して)。そして私に
与えられたあるミッションを完遂した。
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2019年11月29日

28日(まだ・・・。)

winmail.dat
 腰痛がいっこうに良くなりません。いまだポンコツ状態です。うんうん唸りながら
生活しています。

もう、済んだ芝居のことはあっさり忘れてしまいました。今は何も考えていません。
ボンヤリ人生です。

とはいえ、来年の公演での客演さんが2人決定しております。次回公演は最近の遊劇
体にしては珍しく、大勢の出演となります。しかも関西では最も狭い劇場で。

そのおふたり(もうお名前を公表してもよいのかな? わかりませんが。わからない
からやめとこ。ええっと、今までにも遊劇体に出演していただいたことのあるおふた
りでおます)以外にも、たぶんもうおひとり、さらに日替わりの客演さんを6名さん
くらいお声がけをさせていただく予定です。

まあそれもこれも、台本がもうちょっとくっきりしてからになりますので、まだ数カ
月はかかるかな。たっくん(菊谷高広)を偲ぶ公演となります。大々的に謳うわけで
はありませんが。

次回公演、『われわれは遠くから来た、そしてまた遠くへ行くのだ』来年8月21日か
ら23日まで、ウイングフィールドにて。わくわくしてます。楽しみです。

posted by yu-gekitai at 10:26| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月28日

27日(・・・。)

winmail.dat
 最近のニュースについて行けていないけれど、テレヴィのニュース番組を見てもつ
まんないなあと思ってしまう。

もっともっと山奥か田舎に引っ込んで、音楽を聴いて、本を読んで過ごしたいな。

 以前に書いた〈最近珍しく良いことがあった〉というのは、高1の長男の入ってい
るクラブ活動が全国大会出場を決めたということで(モチロン長男は1年生なので出
場しない)、私が劇場暮らしをしている最中にその全国大会も終了してしまった。
posted by yu-gekitai at 08:44| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月27日

26日(虚脱感。)

 感謝の気持ちでいっぱいだ。こんなポンコツの私と一緒に芝居を創ってくれる人た
ち、見守って応援してくださる方がた、わざわざ劇場にまで足を運んで観劇してくだ
さる方がた、大勢の人がいて無事に公演が終えられた。ありがたい。なんまんだぶ、
なんまんだぶ。

それにしても身体が痛い。
posted by yu-gekitai at 09:38| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月26日

25日(脱力感。)

 公演終了後のこの脱力感は、ものさびしい感じです。

さあ、次の公演へ、という前に、出演者、スタッフ、応援していただいたみなさん、
おつかれさまでした。ありがとうございました。楽しかったです。

わざわざ足をお運びいただいたお客さま、ありがとうございました。

淋しいなあ。
posted by yu-gekitai at 17:15| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

24日(楽日。)

 午前中とマチネの2回廻し。午前中の予約がまるで集まらなかったので、開放感の
ある客席になりました。マチネはまずまず。最近、土曜日曜に観客が集客できないの
はなんでかな。

昨夜、立ち呑みで知り合った方が観にきてくださいました。うれしかったです。も
う、東福寺のあの店には、機会あるごとに足を運ばねばなりません。最高の立ち呑み
屋です。

打ち上げは土地柄の朝鮮?韓国料理の鉄板焼き屋にて。ここも良い店でした。そこも
ここも、地元に10年住むサカモッちゃんの通いの店。楽しくて楽しくて腰痛が吹っ飛
びま、せんでした。
posted by yu-gekitai at 17:11| 京都 ☁| Comment(1) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

23日(3日目。)

 さらにさらに腰が痛くて、腰全体から右足の膝裏くらいまでかな、劇場まで脂汗を
浮かべつつ青息吐息、桃色吐息で、はあはあ、はあはあいいながら到着。

本日はマチネのみの1ステージだけ。ですから舞台がはねてからの呑み時間が長いで
す。

ところがみなから、帰って休んでくださいと、居酒屋への同道を拒否されました。

ひとりで終電まで呑みました。5時間くらい立ち呑みで、立ち続けておりました。芝
居が終わったら興奮のせいでしょうか、痛みが気にならなくなっております。
posted by yu-gekitai at 17:01| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

22日(2日目。)

 マチネとソワレの2回廻しです。

昨日、無事に初日を終えての、この2ステージ目がいつも鬼門で、なにかと不具合が
起こりやすいのです。まあ、マチネはそういうことでした。

お客さんには気づかれないかもしれませんけれども、創った側のわれわれにとって
は、ちょいと落胆したりします。カミカミは、お客さんにもアレだけどね、バレちゃ
うけどね。

3ステージ目はまあ、まずまず良かったです。

それにしても、お酒がおいしいですね。終電まで立ち呑みです。身体が痛いのに。腰
痛なのに。
posted by yu-gekitai at 16:33| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

21日(初日。)

 ゲネプロを終えて本番。この劇場の楽屋は居心地が良いです。まずはオッケーな出
来だった。

打ち上げ楽し。すでにもうこの日まで、お酒を呑み過ぎているのだけれども。という
のは、打ち上げに利用できるような居酒屋はないのだけれども、こそっと入れる立ち
呑みが、素晴らしく良いのである。

ところで、なんでだろうな、公演が近づくと、腰痛など、体調に不具合が出てくる。
今回のはもうすでに、相当にキビシイ。
posted by yu-gekitai at 16:04| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月21日

20日(舞台稽古。)

 2回通しましたよ。スタッフさんの技術、能力が素晴らしくて感謝感激。舞監さ
ん、照明さん、音響さん、美術さん、ありがとう。まだ終わってないけど。こりゃあ
良いものになった。

1回目のラスト・シーンで私、号泣。入れ込み過ぎたらあかんと反省。距離をとらな
ければいけない。

2回目は、さらに良い出来栄え。もう心配はない。自信をもってお客さんに観ていた
だける。あとはもう観てくれたお客さんの、好き嫌い、心の広さ狭さ、観劇スキルの
モンダイ。

こういう時は、本番で失敗や事故が起こらないかと、逆に不安になる。
posted by yu-gekitai at 02:40| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

19日(場当たり。)

 場当たり稽古というよりも、ええいもう通してしまえということでありました。稽
古日数の少なさが少々不安だけれど、なあに大丈夫と楽観的な私。

 身体の痛みは少し。薬が効いてきたのかな。
posted by yu-gekitai at 02:29| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

18日(小屋入り。)

winmail.dat
 Theatre E9 Kyotoへは以前、道に迷い、ものすごく辛い思いをした記憶がある。不
安に駆られながらも、やはりそれは、的中。それに、急に襲ってきた身体の痛みが辛
さに輪をかける。電話で私の居場所を連絡しながらパンダさんに迎えに来てもらって
やっと到着。

 今日は仕込み、照明のつり込み、明かりつくり、音響チェックなどで、特に私のす
べきことは無いけれど、初めての劇場というのはやはり刺激的だ。良い空間だと思
う。さらに楽屋が素晴らしい。畳敷きの空間で、青空の下、という感じ。

そして、象徴的な舞台美術は、なかなか良いものになった。実は、そんなものいらな
いとかなり抵抗したのだけれど、これでよかった。佐野くんありがとう。良い舞台美
術です。

 お昼くらいからもう、身体が痛くて痛くて、移動するのもおっくうで。痛み止めの
薬を3種類飲んでるけど効かん。なんかこう、公演期間中に身体が不調になることが
多いような気がする。

 事務所には、青息吐息で脂汗を流しながらという態で帰り着くが、事務所に落ち着
いて気が付いたら痛みはほとんどなくなっていた。神経の病はどうにも不可解であ
る。
posted by yu-gekitai at 02:25| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

17日(「空のトリカゴ」稽古28回目で最後の稽古。)

 通す。この芝居は大丈夫だとの自信を得た。
posted by yu-gekitai at 02:10| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

16日(寺で修行をして、そして「空のトリカゴ」稽古27回目。)

 寺での修行を終えてから京都へ。

 稽古は昨日の続き。シーン4からシーン8まで。
posted by yu-gekitai at 02:08| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

15日(「空のトリカゴ」稽古26回目。)

 小返しをしながらの通し稽古。シーン4の途中までで時間切れ。
posted by yu-gekitai at 02:05| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

14日(関西芸術座番外カタリ屋を観て、「空のトリカゴ」稽古25回目。)

 「語り継がん…」構成・宮地仙、演出・藤田千代美、クレオ大阪西にて。河東けい
さん。93歳、藤山嘉子さん92歳。このおふたりをメインに据えての朗読劇。

 稽古は、まだあまりこなれていないシーン7から9まで。なんとか初日に間に合うと
いう感触を得られた。
posted by yu-gekitai at 02:04| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

13日(「空のトリカゴ」稽古24回目。)

 無理矢理の通し稽古。まあこんな芝居になるだろうと、予想通りの姿。これで良
し。
posted by yu-gekitai at 01:57| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

12日(稽古に参加できなかった。)

winmail.dat
 事前に少なからず予想はしてはいたけれど、自身の抱え込んでいる仕事が大変すぎ
て、とても稽古には参加できない状況になってしまっている。無理をし過ぎた。当初
の予定では、稽古3回か4回に1度は休ませてもらって別の仕事をこなすつもりでい
た。が、稽古の方を優先してしまっていたから。

実は常に不安な状態でいたのだった。こういうことを続けていると精神的に追い込ま
れる。今後は堂々と、稽古を休むべきだ、とは思っても、それでは初日に間に合わな
いかもしれないという不安にやられる。

大阪での稽古なら何も問題ではないのだが、京都と和泉山脈の麓とではやはり、だれ
が考えても、遠すぎるんじゃないだろうか。
posted by yu-gekitai at 09:15| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11日(夢の中でキクタニと再会して、そして「空のトリカゴ」稽古23回目。)

winmail.dat
 11月11日、早朝。「空のトリカゴ」初日のちょうど1週間前。

 年齢のせいだろうか、早くから目が覚めてしまう私は、身体のアチコチが痛むので
なかなか起き上がれないのと、部屋の冷気に布団から出られず、二度寝をしていた。

 すると左前方から、「・・・キタモト」と呼びかける声がする。私が横になってい
るのは、生まれてから十代の終わりころまで暮らした今はすでに無い家である。

 こんな朝早くに、しかも雨戸の向こう側から、だれだろう、と思うが、その声はT
氏だと思われた。キタモトと呼ぶその声、アクセントが、現在のT氏のそれと酷似し
ているからだ。

 T氏は私より3つ年上の、やさしい性格の、心配りの良くできる人で、きっと私に、
捕らえたばかりのクワガタを持ってきてくれたのだろうと考えた(寒いと感じている
のに)。

 眠りにつくとき、演奏し終えたLPレコードを回収するためにレコード・プレイヤー
へ向かうのと同じ態勢で布団から出て、声の聞こえた方に歩む。

 暗い屋中から雨戸を一枚開放すると、そこにいたのは菊谷だった。

 私は一瞬、彼はもうこの世にいないはずだとギクッとしたが、現に私の目の前にい
るので、

 「おう、どないしたんや」と、鷹揚に応えた。

 菊谷の服装は、『紅玉』の老紳士役の衣裳だった。

 外は薄明るく金色で空気は柔らかい。

 菊谷は、

 「いや、ちょっと・・・」と口ごもるだけで要領を得ない。

言いわけのように、

「俺もう〇〇〇〇〇から」と言う。

よくは聴き取れなかったのだけれど「俺もう死んでいるから」と言ったのだと了解で
きた。

その瞬間、わっとばかりに涙があふれ、

 「会いにきてくれたんか」と、口をついて出る。菊谷はうなづいたように思う。

 そうして消えるように立ち去ろうとする。その先は土塀であって出口は無い。

 私は追いすがるようにして訪ねてきてくれたことの喜びを伝えた。

 菊谷はなにも答えないし、この一連での菊谷の表情も定かではない。

 いつしか田舎の山道を歩いている。菊谷の訪問の理由を考え、

 「何か俺から受け取りたいものでもあるんか」と、問うた。何でもあげよう、持っ
て行ってもらおうという気持ちになっている。菊谷は、

 「・・・ふたつ」と小さく答えた。

 そのふたつは何なのかを訊いても返事をしてくれない。

 「じゃあ、もう・・・」

時間がきたとばかりに、すげなく私から離れようとする。

 「なんか欲しいもんがあるんやろ」と言った私の声の前にはその姿はすでに無かっ
た。



 私は泣きながら二度寝から目が覚めた。





 そしてすぐに以上の夢の内容をメモしたというわけでゴザイマス。

 まだまだ書き始めていない次回公演予定の『われわれは遠くから来た、そしてまた
遠くへ行くのだ』に、引用するかもしれないな。しないかもしれないけど。



 そして稽古は、シーン9、つまりラスト・シーンの、なんとまあ初稽古。松本信一
劇場全開でおました。

 
posted by yu-gekitai at 09:04| 京都 ☀| Comment(1) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月12日

10日(「空のトリカゴ」稽古22回目。)

winmail.dat
 今日の稽古は、シーン7を抜き稽古して、それから今回の台本には、シーン1の前に
イントロダクションがあるので、イントロダクションからシーン7までを通して。

 まだまだ本番で必要な状態までは程遠い出来。

 本番直前に、あることに、大きく変更を加える予定。あ、出演者のみなさんも、ス
タッフのみなさんも心配しないで。予告もさせていただいていると思いますが、いつ
も通りのことをお願いするだけですから。遊劇体の演技、で、いちばん大切にしてい
ただいていることを、です。そっちの方に一気に舵を切る、ということです。
posted by yu-gekitai at 02:09| 京都 ☔| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする