2020年06月14日

13日(3大カルチャー・ショックでがんす。)

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 いやあ最近「少年マガジン」がオモシロい。最近の「少年マガジン」ではない。
1970年の「少年マガジン」。

そのころといえば、私が中学生か。当時はもう、こういった少年誌は読まなくなって
いて、はずかしながら小説にシフトしていた。ところがすぐに「ガロ」を知ることに
なる。

泉佐野の溝端書店(店名はまちがっているかもしれない)の店頭で奇妙な漫画誌「ガ
ロ」と出くわして、つげ義春、楠勝平、つげ忠男、勝又進など、今なお尊敬する諸先
生の作品を知ることができた。それで貝塚駅前の古書店(店名に海という漢字が使わ
れていたように記憶するがまちがいかも)でバック・ナンバーを買いあさった。興奮
の日日だったなあ。学校の勉強なんかやってられない。はずかしながら学校の勉強が
それなりにできた私が、第一志望高校を某美術系の高校のデザイン科と申告して大騒
ぎになった(もちろん、そんな大騒ぎなんて私の周辺だけのことだけれど)。私の人
生であんなに興奮することができたのは、小学6年生でニュー・ロックを知った時
と、まだ大学生だったときのパンク・ロックとの出会いと、このみっつくらいかな。
極私的3大カルチャー・ショック。ニュー・ロックとガロ系マンガとパンク・ロッ
ク。でもしかし、ニュー・ロックとパンク・ロックは同じ流れのものでありますね。
パンクといってもわたしは、そのうちでもポスト・パンクといわれた、ニュー・ロッ
ク傍系のプログレッシヴ・ロックやサイケデリック・ロックの流れを受け継いだもの
に興奮していたわけでありましたから。

とすると2大カルチャー・ショックしかないやないか、と思わせておいて、はい、最
初からこういう構成になっておりました。

20歳になるかならないかのある日に体験した「満開座」でおます。人生が変わり果て
たわけでございまして、今の私があるのでございました。
posted by yu-gekitai at 12:54| 京都 ☔| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする