2020年07月10日

9日(決意。)

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 隙間を埋める作業。週刊少年マガジンの1970年発行全号と、1971年の1月から3月ま
での号と、別冊少年マガジン1970年発行の全12号を、完璧にそろえてやろうと決意し
ました。全部で77冊くらいかな、と思う。そのうち十数冊はすでに持っている。とい
うことはだいたい残すところ60冊くらいか。こりゃあ、やりがいを感じる。楽しみだ
な。2023年までにコンプリートするぞ。3年半の計画だ。ああ、楽しみだな。さあ、
街へ出て、古書店を漁るぞ。

 ちなみに「ガロ」の(1975年までの)コンプリートまで、あと1冊。

 矢代まさこ先生の「ようこシリーズ」コンプリートまで、あと1冊。

 「ニューミュージックマガジン」は、(1975年までの)コンプリートまで、増刊号
を含めて16冊。そのうちの何冊かは、論文を書くための資料として必要だからと頼ま
れて貸してやって、そのまま返ってこないやつだから悔しい。



 1970年の少年マガジンはすごくオモシロいです。貪欲な姿勢で新しいことに挑戦し
ている。矢代まさこさんの登場もそうだし。同時期のガロやCOMに、引けを取らな
いんじゃないかと思います。連載も『巨人の星』、『あしたのジョー』、『光る
風』、『キッカイくん』、『アシュラ』、『ヤスジのメッタメタ ガキ道講座』、
『リュウの道』など、ハイレヴェルなものが絶好調だし、ゲストの読み切り執筆陣
が、辰巳ヨシヒロ、上村一夫、真崎・守、川本コオなど、掲載分はほぼすべて、私は
単行本で持っていると思うけど、やはり、その当時の気持ちになって、雑誌のページ
をめくるのが格別だ。〈なめくじ酒場〉での必須アイテムである。

 また別冊少年マガジンではガロでデビューした実力派の新進漫画家が中心勢力と
なっていることに驚いた。まだ1冊も入手していないけれど、広告が少年マガジンに
出ているので知ることとなった。池上遼一、矢口高雄、田中憲(田丸ようすけ)、池
内誠一など。
posted by yu-gekitai at 09:19| 京都 ☔| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする