2020年07月14日

14日(再始動。)

winmail.dat
 このブログの場を借りて、劇団員のみなさんにある提案をするのだと予告しなが
ら、まだ、していない。するかもしれない、するだろうと思いながら、昨日、激変
(大げさやな)するようなことがあって、再考を促されている。

 4カ月遅れで〈熊取ゆうゆう大学演劇講座〉が開催されることが決定したようだ。
詳細は明日話し合うことになっているが、11月から始めて、発表公演は来年1月にな
りそうである。また、シラバスを大きく改めなければならない。コロナ禍中の稽古お
よび公演になるのだから。「声」と「身体の距離感」についての基礎稽古がキモだ
な。ソーシャル・ディスタンスという意味では、昨年度の『猫の話と犬の評判』が先
例として、良いお手本となってくれるだろう。テキストは『空のトリカゴ』を使おう
と考えている。

 それにしても新宿の劇場で起こったことには腹が立ってしょうがない。ニュース記
事を読んでみれば、初日があける前から体調不良の出演者がいることを認知しながら
上演を強行したそうじゃないか。しかも千秋楽まで。記事によるとだけど、出演者と
観客が接するような演出だったという話じゃないか。モリエールという偉大な名を冠
しながらナニをやってるんじゃ。中止か、延期か、代役をたてるか、急場をしのぐ新
たな演出を導入するとか、いろいろなやり方があったはずなのに。そもそもバカと無
能しかいなかったのか。あるいはゼニの回収しかアタマになかったのか。アトリエ
S-paceのせっきんが、急にカッコよく思えてきたぞ。

 しかしオソロシイ。そうとうに覚悟がいる。私は今のまま順調に行けば、といって
何が順調なのかわからないが、年が明ければ1月、2月、3月と公演が連続することに
なってしまう。うれしい悲鳴をあげるべきなのか、それとも断末魔の叫びをあげなけ
ればならないのか。
posted by yu-gekitai at 09:04| 京都 ☔| Comment(1) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする