３０日（・・・。）

　クーラーの効いている部屋で寝るのがイヤで、新しいマットレスのある部屋から逃
げ出して5日目。扇風機も使わず。目覚めたとき、この方が確実に調子が良い。マッ
トレスは元の部屋に置きっぱなしなので、ちょっと腰の調子がまた、ほんの少し下り
坂である。

　そうだ、新しく買っていただいたマットレスごと引っ越せばよいのであった。

２９日（寺で修行。）

　ふと気が付けば、自分の身体が、驚くほど巨大になっている、という、恐怖の夢。
上にじゃなくて、横に、です。

　寺で修行。まだまだです。

２８日（・・・。）

　どうしたことか、ビールが美味しくなくて、開けた2缶目をを呑み切れず。ビール
の前にワインをたくさん呑んだからだろうか。不思議だ（不思議じゃない）。

２７日（気配。）

　陽が沈むと、庭で虫の鳴き声。秋の虫じゃあないだろうか。かすかな涼を感じる今
日この頃。

２６日（・・・。）

　日々の過ぎるのが早いなあと感じる今日この頃。

２５日（好調。）

winmail.dat
　3週間前くらいかなあ、新しいマットレスを買っていただいて、それがまあ、なか
なか反発力のあるかたいやつで、この場合、かたいは硬いかなあ、固いかなあ、よく
わかりませんが、で、それに変えてから、腰の痛みが大きく軽減されて、調子が良い
です。

２４日（美味しい新作。）

winmail.dat
　ビールはうまい。日本酒はうまい。焼酎のお湯割りもうまい。ハイボールもうま
い。ハイボールって自分で作ってると、お代わりするごとにだんだんウイスキーが濃
くなるのはなんででしょうかね。カンパリ・ソーダもおいしい。大好き。そして新し
く発明したドリンクがまたおいしい。酒のようで酒でないようだけど実は酒。赤ワイ
ンにレモンを入れてソーダで割る。甘くないけどジュース飲んでるみたいでグビグ
ビ、こらあかんわ。

２３日（妄想公演終了。）

　妄想での『われわれは遠くから来た、そしてまた遠くへ行くのだ』のウイング
フィールドでの公演も、本日で終了。仕込み同様、バラシがタイヘンだ。劇場の原状
回復もせなあかん。ああ、むなしい。打ち上げはひとり、なめくじ酒場だ。

２２日（山崎さん。）

winmail.dat
　妄想の公演中ですが、劇作家で評論家の山崎正和さんが亡くなられたことを知っ
た。

　関西芸術座で観た『言葉 アイヒマンを捕らえた男』はオモシロかったな。河東け
いさんの演出。この舞台を観て、私の、関西芸術座さんに対して抱いていた印象が、
大きく変化したのでありました。モチロン良い方へ、です。

　それ以前に、お会いできる機会があって、私ごときに「野外劇はおもしろいです
か？」とお声がけくださった。どうして私が野外劇のひと（当時は）とご存じだった
のかは知らないけれど、なんか嬉しびっくりした記憶がある。

　私の、演出したい戯曲リストには『オイディプス昇天』がある。もし上演できる機
会に恵まれたら、トーク・ゲストとしてお呼びできたらなあ、って漠然と考えていた
けど、時すでに遅し。R.I.P.

２１日（場当たりのつづき、ゲネプロ、そして初日が明けた。）

winmail.dat
　時間切れで9割以上を残した場当たり。サクサクと進む。繊細に音響の確認。今回
の芝居は音響によるキッカケ、リアクションが多く、俳優とのキッカケ合わせがなか
なか手間取る。このペースではゲネプロ開始時間には間に合わないので、ラストの変
形屋台崩しのシーンは、台詞の確認だけで済ませ、ゲネプロで確認することに。で
も、まあ、たぶん大丈夫、上手いことゆくはず。後の掃除が大変だけど。

　これほど音響との関係が深い芝居はめったにない。俳優さんたちは注意深く本番に
向けて、自身の演技よりも音響との関係に注意を払っているようだ。それでよい。

　常にノイズ音響が響き、俳優たちはラスト直前までマスクを着け、登退場以外はほ
ぼ動かず、背を向けたままで、観客と向き合わない芝居。しかし、感動の嵐を呼ぶ、
と私は確信する。

　無事、初日を終えられたのか。それは定かではない。3密をさけるため打ち上げ
は、やらない。即、帰宅してお風呂に入るように、ということで、劇場前で解散。
（妄想）。

　私はちょこっと村尾氏とふたりでビールで乾杯をした。（ココハウスにて）。

２０日（場当たり。）

winmail.dat
　今日も良い天気。午前中は昨日のつづきで、舞台と客席つくり。いちばん難儀をし
たのは、いわば変形の屋台崩し。遮光とその仕掛けに苦慮。ワクワクする空間に仕上
がった。全体が天ぷらの衣の中みたいな、という空間である。

　午後からの照明と音響機器の吊り込み。

特殊な舞台空間なので照明はピンポイントのみ。しかし意外な角度からの効果を最大
限活かすために、シュートに時間がかる。

　音響は、特殊空間ゆえ、大西氏に魔法を使ってもらわなければならないような難易
度レヴェルでお願いしているので、これまたチェックに時間がかかりすぎます。

　夕食後の残り少ない時間で、場当たり開始。導入部から松本くんの登場する前まで
でタイムアップ。

　さて、明日は本番。開場時間までは、時間との闘い、に、なるのかな。（妄想）。

１９日（小屋入りしました。）

winmail.dat
　小屋入りしました。今回の舞台は、美術の搬入物が多くて大変です。しかも、常設
の観客席を解体除去してからの仕込みになりますからもう、大ごとですよ。バラした
客席をどこに片づけるか。美術の仕込みが終わったら、再び今回の舞台用に、新たな
客席づくりをしなきゃいけません。久しぶりに面倒くさい仕込みですよ。照明機材の
吊り込みは、ちょっと今日中には無理です。奈美さんゴメンネ。（妄想）。

１８日（本日も。）

　本日も、エア・コンディショニングのない場所で寝ました。4時ジャストに目覚
め、スッキリ。今日も調子ええです。

１７日（あれれ。）

　すっきり目覚めて活動的になりますね。冷房を入れずに、外から入ってくる風だけ
に涼をとって眠ると、なんか体調ええです。

やっぱり。

　ドクロがクエスチョン・マークになってしまってましたね。



　まあね、このブログ、私は書き直しは、しないです。鍵盤を打ってそのままポチッ
トナで送信してしまいますから。後で読み返したら、訂正したい箇所すが、いっぱい
ありますよ。でも、アドリブでしゃべるような感覚で鍵盤打ってるんで、もう、それ
でいいかと。

　ホントはね、要するに書き直す方法を知らないんですよ。メールで送信しているだ
けで。

　でもね、戯曲はダメなんです。書き直さなくっちゃ、何か人生でマチガイをおかし
ているような気がしてきて。それをエンドレスで書き直し続ける人生なんですよ。

１６日（?。）

　タイトルはドクロ・マークだったのですが、ちゃんと反映されているかな。だいたい絵文字は、文字化けしてしまうので。

　

　ふと気付いたのですよ。今、中国の共産党が各国に向けてやっていることが、第2次世界大戦前の1936〜39年ころにナチスドイツが積極的にやっていたことと同じことだと。みなさんはとっくの昔に気づいているはずですよね。私はやっと今日、気付いたですよ。

１５日（フィールドワーク。）

　本来ならば、今日明日が、地域の納涼盆踊り大会で、昼過ぎあたりからなんとなく
村中がざわついていて、夕方からは横山音頭がマイクを通して聞こえ始め、浴衣姿の
男女でざわついているはずなのに、何事もなかったように静か。そう、何事もないの
です。

　盆踊り会場に行ってみると、広いグラウンドでは、小さな女の子がお父さんと自転
車の練習、女性ふたりが運動不足解消のためかウォーキング。その4人だけ。と私。
なんか淋しかったです。

カンチガイを訂正。

14日のブログに、熊取ゆうゆう大学演劇講座の発表公演を1月と書きましたが、正し
くは2月7日でした。なんとなく1月と思っていましたが、偶然、ブログを書いてすぐ
に問い合わせがあったので、調べてみたら、違っていた、という次第です。ええかげ
んですね、私。まあ、そんなやつです。

　客席300ほどのホールでの上演ですが、演出的な意図と新型コロナ禍の悪影響で、
お客さまは30名限定（あるいは40名か、現時点では未確定）、受講生のご親族ご友人
のみとなる予定です。当日までに可能であるならば、あるいは状況が許されるなら
ば、観客席は少しでも増やせるようにできたらと願っております。

　遊劇体のメンバーや関係者の方がたは、私や上演戯曲と縁がある、ということで大
丈夫です、是非観にきてもらわなあきまへん。

１４日（４つの芝居、それから３つの芝居。）

winmail.dat
　まあ、芝居を、ひとつ、ふたつ、とは数えませんが。

　私のアタマのなかで、4つの芝居が混在しながらうごめいています。

　来年1月の、熊取ゆうゆう大学演劇講座の発表公演『空のトリカゴ』と、

　2月の、大阪劇団協議会プロデュース公演『トロイアの女たち』と、

　3月に延期になった、遊劇体『われわれは遠くから来た、そしてまた遠くへ行くの
だ』と、

書き直し欲求が強くなって、大改訂中の『ほたる』です。



　なんで今更になって『ほたる』の改訂作業に入っているのかといいますと、、私に
は、自分でオリジナル戯曲と認めるものは、たった9作品しかないのですが、それら
を、自分が死んでからも後悔を残さないように、順次、今の私にとって納得できる状
態にしておきたいという気持ちになりました、ということなのです。

『ほたる』決定稿作成が終わったら、『残酷の一夜』の大改訂に取りかかる予定で
す。改訂におけるミッションは、より理解しやすいように、です。

　以上のことは、極私的なことです。



　公演を控える3作については、本当に上演にまでこぎつけられるのか、という不安
を断ち切るように、演出的なクリエイション作業をしています。そこで、まとまって
きたのは、この連続する3作品は、3部作といいますか、3兄弟のようなものになるだ
ろうということです。

　『空のトリカゴ』は、平均年齢60歳くらいの演劇講座受講生の市民演劇、熊取町だ
から町民演劇になりますか、演劇講師という立場で演出させていただき、それを300
席くらいのホールで、

　『トロイアの女たち』は、新劇の劇団所属の舞台俳優さんたちによる合同のプロ
デュース公演で、外部から招聘された演出家という立場で、500席くらいのホール
で、

　『われわれは遠くから来た、そしてまた遠くへ行くのだ』は、自身が主宰者という
立場のホームグラウンドで手練れの俳優と、キャパシティー100人に満たない小劇場
で、と、それぞれが、全く異なるシチュエイションで、異なる技量や個性の出演者
で、異なる空間で、と、見事なヴァリエイションをみせるわけですが、それらをひっ
くるめて、3部作にしようという魂胆です。ひとつの共通項で括ってしまおうという
肚です。ちなみに「はらです」と書いたつもりです。この場合「きも」じゃないで
す。

　もう8月の中旬ですか。ええかげんに自身をエンゲキの世界に戻してやらないと、
という思いにやっとなってきた、という今日この頃です。

１３日（昨日今日。）

　毎夕、〈なめくじ酒場〉で、美味しくお酒をいただいております。だいたいいつも
「少年マガジン」を読みながらのお酒です。街でひとり呑みする時も、評論、随筆、
小説などを読みながら呑んでます。それが好きなんです。

　まだまだ未読の「少年マガジン」が何冊もあるのですが、一昨日は「別冊少年チャ
ンピオン」、昨日と今日は、吾妻ひでお先生の『アル中病棟』を読みながらのお酒で
す。まだ読み終えていませんが、残すところ数ページです。

　いやあ、われながら、オモシロい「絵」ですよ。なにがって、ね、『アル中病棟』
という、すさまじいノンフィクション（？）漫画を読みながら、ガンガン呑んでいる
わけですから。「絵」というのは、私の姿のことですね。







　※私の読む「少年マガジン」誌は、1969年1号から1971年20号までと、「別冊少年
マガジン」1969年9月号から1970年12月号までと決められております。あ、「別冊」
のほうはまだちょっと、何月号から始めるかは、流動的かな。１冊も持っていない
し。