2020年08月22日

22日(山崎さん。)

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 妄想の公演中ですが、劇作家で評論家の山崎正和さんが亡くなられたことを知っ
た。

 関西芸術座で観た『言葉 アイヒマンを捕らえた男』はオモシロかったな。河東け
いさんの演出。この舞台を観て、私の、関西芸術座さんに対して抱いていた印象が、
大きく変化したのでありました。モチロン良い方へ、です。

 それ以前に、お会いできる機会があって、私ごときに「野外劇はおもしろいです
か?」とお声がけくださった。どうして私が野外劇のひと(当時は)とご存じだった
のかは知らないけれど、なんか嬉しびっくりした記憶がある。

 私の、演出したい戯曲リストには『オイディプス昇天』がある。もし上演できる機
会に恵まれたら、トーク・ゲストとしてお呼びできたらなあ、って漠然と考えていた
けど、時すでに遅し。R.I.P.
posted by yu-gekitai at 11:18| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

21日(場当たりのつづき、ゲネプロ、そして初日が明けた。)

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 時間切れで9割以上を残した場当たり。サクサクと進む。繊細に音響の確認。今回
の芝居は音響によるキッカケ、リアクションが多く、俳優とのキッカケ合わせがなか
なか手間取る。このペースではゲネプロ開始時間には間に合わないので、ラストの変
形屋台崩しのシーンは、台詞の確認だけで済ませ、ゲネプロで確認することに。で
も、まあ、たぶん大丈夫、上手いことゆくはず。後の掃除が大変だけど。

 これほど音響との関係が深い芝居はめったにない。俳優さんたちは注意深く本番に
向けて、自身の演技よりも音響との関係に注意を払っているようだ。それでよい。

 常にノイズ音響が響き、俳優たちはラスト直前までマスクを着け、登退場以外はほ
ぼ動かず、背を向けたままで、観客と向き合わない芝居。しかし、感動の嵐を呼ぶ、
と私は確信する。

 無事、初日を終えられたのか。それは定かではない。3密をさけるため打ち上げ
は、やらない。即、帰宅してお風呂に入るように、ということで、劇場前で解散。
(妄想)。

 私はちょこっと村尾氏とふたりでビールで乾杯をした。(ココハウスにて)。
posted by yu-gekitai at 10:01| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする