2020年09月30日

29日(無間地獄。)

winmail.dat
 自作戯曲のすべてを決定稿にしようという試み。いずれはやらなければならないと
いう予感がずっとあった。

ちなみに自作戯曲とは『闇光る』という作品から数えて9作品のこと。『闇光る』以
前のものは試作として全部廃棄。劇作をするという意識などまだ持ち合わせていなく
て、なんも考えていなかったから。『闇光る』以降のものでも、ギリシア劇やシェイ
クスピア劇を導入したり脚色したりしたものは数えないし、伝説や説話を元に台本化
したものや、小説やマンガを脚色したもの、高校生のために書いたものも、カウント
しない。

ただし『闇光る』以降の一連のものでも説話を導入した『ありとほし』があるので悩
ましい。『ありとほし』は、大手術が必要で、説話のイメージ部分を除去して、シン
プルなふたり芝居に大改革することになっている。結果、タイトルを同じくする新作
になってしまうだろう。となると遊劇体上演版は、廃棄ということになるな。

思い起こせば実際のところ、結構たくさんの台本を書き飛ばしているということに気
付かされますね。あ、ラジオ・ドラマも書いたな。

で、その9作品のうち、最新作の『空のトリカゴ』はすでに決定稿になっている。残
る8作品のうち、今のところ『ほたる』の決定稿に向かっているのだけれども、読み
返すたびに、どんどん、どんどん書き直してゆく。ほとんど無意識にも近いカタチで
パソコン画面の文字を消去して、書き直してしまう。その繰り返しに終わりはない。
いいかげんその作業を終えるために自身で設定した締め切りが、実は明日に迫ってい
る。

明後日からは新作を書き始める脳ミソに入れ替えるつもりだ。
posted by yu-gekitai at 09:08| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする