2020年10月01日

1日(博多めぐみさんが好きだ。)

winmail.dat
 愛の告白をしちゃいましたよ。

 ホントに好きだったんですよ(いきなり過去形か)。

 私のテレヴィのない生活はかなりの長期にわたってですが、バイト先ではテレヴィ
がありまして、同僚、というか先輩がたの見たい番組なぞにチャンネルが設定されて
いたわけで、まあそれで一緒に見ていたりしたわけです。音楽番組が多かったな。
いったいいつごろのハナシやねんということですが、米米CLUBが、怒涛の勢いでメ
ジャーになる直前のころのことでおます。そもそもテレヴィを見てるだけでええバイ
トってなんやねん、というハナシですが。

 とりあえず米米CLUBの音楽が素晴らしかった。ファンク、ロック、歌謡曲、
ニュー・ミュージックの垣根をやすやすと超えていた。その演奏をテレヴィで観るた
びに、ていって、そんなに回数は観ていないけれど、ド派手なイケイケのダンスのお
姉さんがた3人よりも、ギターの博多めぐみさんばかりを目で追う私だったのです
(もちろん当時は名前なんぞ知らないですよ)。カワイイ(私的には)。ソリッドな
ギター・カッティングと、それをこなしながらの音楽に乗り切った身軽な演奏。め
ちゃくちゃカッコええ。おまけにカワイイ。コイツ好きやあ、と思いました。

 でも別にその後、米米CLUBを追いかけるわけでもなく、私はもっとややこしいロッ
クや、やこしい音楽にのめり込んでいて、そのまま忘れちまったわけですが、やはり
記憶のどこかに引っかかっているんですね。ヤフーの記事で、昨日だったかな、その
後の、元米米CLUBの博多めぐみさんのことがニュースになっていて、あ、と思って、
開けましたよ。

 知らなかったな。わりとすぐに米米CLUBを脱退していたんですね。超メジャーにな
る前に脱退するって。結成メンバーなのに。まあ、そこんところは微妙だし、私がそ
の理由を知る由もなく、どうこういえるわけでもないしね。 

 すべて本日のネット・サーフィンによる後追いですわ。私、本日は、新作に取りか
かるための、脳みその入れ替えの日。アタマの中を掃除するためにYouTubeをこれま
たサーフィンしておりました。博多めぐみさん在籍時の初期の米米CLUB、そして、今
日初めて知った、米米CLUB脱退後、博多めぐみさんが結成したバビロン大王。なぜか
バビロン大王というバンド名に記憶がありましたけど。

 それで、博多めぐみさん関係のYouTubeを見まくりました。驚くべきことに、博多
めぐみさんは、バビロン大王ではリード・ヴォーカルでした。でも、ちょっとコレは
残念だな。やってらっしゃる音楽はすごくいいのですよ。しかし、めぐみさんの
ヴォーカルが弱い。しかしやろうとしている音楽は、明確なんですよ。ファンクなん
ですよ。力のあるヴォーカリストをたてるべきだったな。惜しいな。後追いすれば、
米米CLUBは、博多めぐみさん脱退後、ファンク色が消えてゆくのです。なるほど、そ
うかと思いました。あのギター・カッティング、それはまさに、という感じですよ。
ああ、思い出してもカッコいい。ああ、とばっかりため息をついておりますね。シン
グル・カットされた『エロガッパ』なんて、ジェイムズ・ブラウンのある種のパロ
ディーですからね。そんなこと、当時いったいだれが気づくんだよ、という感じです
けど。

 そして、ここからですよ。長年のブランクを経て、3年前から、Flowers Of Evil
フラワーズ・オブ・イーヴィル というバンドで復活なさっていたのでした。フラ
ワーズ・オブ・イーヴィルといえば『悪の華』、ボードレールですよ。私でも詩集は
持っていますよ。持っているんですよ(なんで念を押すねん)。それから、アメリカ
のハード・ロック・バンド「マウンテン」の名作アルバムのタイトルですよ。

 Flowers Of Evil、久々に出会った、最高にカッコいいバンドです。博多めぐみさ
んのギターはモチロンですが、歌詞および、なによりヴォーカルが良い。応援した
い。最高。ところが、ホームページに行ったら、11月7日の単独ライヴを最後に、活
動を終えるのだそう。「コロナ禍による」ところの活動資金の枯渇が原因らしい。想
像するに、活動資金は博多めぐみさんが供出していたバンドだったのだろう。ああ、
無念。是非みなさん、YouTubeで聴いてみてください。すごくカッコイイですよ。特
に、戸川純さんのファンのかたにお勧めです。

 最後にもう一度、博多めぐみさん、好きだあ!
posted by yu-gekitai at 21:48| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

30日(ひとくぎり、か。)

 9月30日という日。なんとなく、かどうかは知らないけれど、ひとくぎりだ。
posted by yu-gekitai at 08:41| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする