2021年10月31日

竹田さま。

 五家荘図鑑の雑文録が、あまり更新されないので淋しく思っておりました。なん
だ、違う場所で精力的にナイスな随筆を執筆しておられたのですね。楽しみに読ませ
ていただきます。

 来年また京都でお会いしましょう。
posted by yu-gekitai at 11:30| 京都 ☔| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月30日

30日(『蟻通異聞』稽古4回目。)

 ちょっとした登退場の動きも含めて、ちょうど半分。あと3回の稽古で本番。もは
や心配することなど何もないくらい順調でおます。
posted by yu-gekitai at 18:28| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月24日

23日(『蟻通異聞』稽古3回目。)

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 読み合わせであります。初めてラストまで到達しました。試してみたいことがいく
つかあって楽しみです。あと4回の稽古で、本番です。
posted by yu-gekitai at 07:53| 京都 | Comment(1) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月20日

19日(遊劇体ミーティング、そして次回公演の予定。)

 本日確定したのは、来年は公演なし、ということ。再来年度(2023年)に打つであ
ろう次回公演では、私の新作になる『灯灯ふらふら』を上演すること。が、現在の決
定事項となった。芝居をやらずに、正月を2回迎えます。
posted by yu-gekitai at 16:24| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月17日

16日(『蟻通異聞』稽古2回目。)

 今日の稽古で手応えをしかっと受け留めるられたのでもう、本番での勝算ありで
す。まだ最終ページまで到達しておりませんが、そかっとそのように感じました。受
講者のみなさん素晴らしい。楽しんで、苦しんでもがいて、結局、楽しんでおられ
る。本番ではできるだけ動きも入れて、朗読劇に近づけたい。
posted by yu-gekitai at 13:46| 京都 ☔| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月15日

14日(無念。)

 次回公演、希望の劇場&希望の日程が、丸出だめ夫でした。ということで、一昨日
に記した予定はすべて不可能になり、振出しに戻ってしまいました。
posted by yu-gekitai at 10:44| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月13日

12日(遊劇体ミーティング、そして近年まれにみるウレシイことがありました。)

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 前回公演の反省会。誤解を招くといけませんから書きますが、反省は特にしてはお
りませんが、次回はさらにより良い作品創りができますように、というディスカッ
ションです。公開はできませんが、重要な方針を示すことになりました。

 で、本日の重要課題は、次回公演についてです。まず、決まったことは、劇場をひ
とつに絞って、11月下旬以降、再来年3月までのあいだに公演をやる。いい方を変え
ると、1年以上先まで公演を打たないということ。その劇場が仮に不都合だとなれ
ば、ほかの劇場での前倒し日程はあるかな。

上演作品については、私が提案した「泉鏡花戯曲拾遺集 第1集〜第4集」と「泉鏡花
翻訳戯曲 ハウプトマン作『沈鐘』 第1回〜第4回」は、本公演には向かないようで、
ライヴハウスとか極小さい空間、劇場ではない空間向きかなあ。8回分の公演として
大丈夫だと私は思っているのだけれど、なんかTheatre E9 Kyoto とかウイング
フィールドとかの空間向きじゃないのだよなあ。なんでかわからんけど。ましてやア
イホールさんでもないなあ。私の知っている劇場はそれくらいで。ルンチェルンバが
あったらなあ。あ、そうそう、京都府立文化芸術会館の和室もいいかも。神社とか寺
院だとか、野外でもいいんだよなあ、やりたいなあ。

上演作品をどうするかだけれどそれは、私の新作に決まった。私の中では候補とし
て、すでに書き終えて何年も寝かせてある『金色夜叉ヶ池』(ウイングフィールドも
しくは大劇場向き)か、熊取ゆうゆう大学でリーディングする『蟻通異聞』の遊劇体
ヴァージョンにするか、まだ書き始めていない『灯灯ぶらぶら』にするかの選択肢が
あったのだけれども、今いちばん熱い思いを抱けるのは自身を主人公にした(誤解を
招くけれど、あくまでフィクション、創作でありますよ)『灯灯ぶらぶら』なので、
それにさせていただいた。ただし、タイトルの読み仮名を変更されました。「ちんち
んぶらぶら」であったのですが、理由はわからないのですがダメというお墨付きで、
『灯灯ふらふら(とうとうふらふら)』と、なかば強制的に変更となりました。なん
か、とうとうふらふら、って、人生にも何もかにも疲れ果ててクタクタになったみた
いな感じで、ちょっと良いかなあと思い始めています。

それから、とてつもなくうれしいことがありました。劇団員がひとり増えたのです。
初めてコトバを交わしてから28年。まさか一緒に、遊劇体で芝居創りができるように
なるとは。どうぞよろしくお願いします。



posted by yu-gekitai at 16:29| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月11日

9日(『蟻通異聞』初稽古。)

 えー、先週は私がひとりで読んだだけでしたので、受講生のみなさんにとっては初
稽古ということになります。リーディングといっても、なかなか濃〜い台詞ばっかり
で、しかも特異な構成ですので、なかなかムツカシイですね。楽しくやりましょう。
posted by yu-gekitai at 07:04| 京都 | Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月07日

6日(前進座を観た。)

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 『一万石の恋 裏長屋騒動記 愛の仮名手本篇』監修・山田洋次、脚本・山田洋次+
朱海青、演出・小野文隆、国立文楽劇場にて。私がイチバン好きな劇団は、たぶん前
進座かもしれないなあ、なんて劇場に向かうときに思っていたけれど、違うかもしれ
ないと考えながら帰路についた。

前進座さんに限らず、落語を元ネタにした芝居は結構ある。本作も「妾馬」を原案と
している。あくまで原案で、そのまんまのストーリーではないのだけれど、脚本に甘
さ、というか観客への甘えがあるように感じた。人物の輪郭が典型的に過ぎるし、ス
トーリーは着地点ありきの展開で、ややこしくなりそうな事象には決して踏み込ま
ず、見て見ぬふりをする。鏡花さんの『深沙大王』は、同列に見えてドラマツルギー
の根幹が大きく異なる。伝えたいことがこれでもかというくらいに明確で、そこには
痛烈なサタイアとアイロニーがくっきりと表出している。つまるところ思想のモンダ
イだろうか。エンターテイメントというだけでは、演劇の強度に限界があるというの
を確認させられたように思う。

映画監督の山田洋次さんを迎えての、裏長屋騒動記の2作目だそうだが、長屋の住人
たちが、寅さん映画のように、おなじみの面々としてみることができないのもつらい
(前作は知らないのでレギュラー登場人物ではないのかもしれない)。加えて演出的
には、小さなことだけれども〈正しくない〉と感じて、手直しして欲しい、と思って
しまう箇所もあった(私的には、ですが)。と、ここんところまで読んでいただいた
みなさんは、ここでひっくり返ってしまうかもしれないですけれど、とってもオモシ
ロかった。楽しかったし、満足感もあった。とにかく役者さんたちが大好きになる。
このようなことを記してしまったのは、前進座さんのスゴイ芝居を、何作品も観せて
いただいたことがあるからである。

落語はやはり、落語として観るのが良いんだろうなと思う。
posted by yu-gekitai at 09:29| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月03日

3日(昨日の熊取ゆうゆう大学。)

 前半は、休止していた2ヵ月と少しの間のことを受講生のみなさんに舞台上で語っ
ていただきました。ふむふむ、なるほどなるほど。発表公演日が延期になったことに
より、参加できなくなった受講生の方もいて、淋しい限りです。

実は昨日、お昼ご飯のあと、プリント・アウトしようとしたら、たくさんの単純ミス
(というか、ちっちゃな気に入らない箇所)が目に付いて、必死で改訂する作業をし
ていました。推敲というんですかね。いくらでも見つかるのでキリがありません。本
日講座のレジュメも作って、自転車で熊取町公民館へとスッ飛びます。もう早朝から
お昼ご飯込みの60分を休みをのぞいて、全力疾走でパソコンのキイボードに向かいま
した。時間切れで年貢を納めたときには、本当に息が上がっていました。

後半の1時間は、書き上がりたてホヤホヤの『蟻通異聞』を私が、〈本読み〉。ひと
りで朗読です。受講生のみなさんの反応がすごく良くて、自分は天才かもしれない
と、一瞬だけ思いました。喜んでいただけて良かったです。

発表公演でも、観客のみなさんに楽しんでいただけましたらと思います。



熊取ゆうゆう大学〈俳優・演劇〉講座発表公演

『蟻通異聞』

作+演出・キタモトマサヤ

11月27日(土)14時開演(会場は30分前です)

熊取町町民会館ホールにて

入場無料です(事前の申し込みも必要ありません。ふらっとお越しください。です
が、入場定員をオーヴァーしましたら、その時点で入場をお断りすることになりま
す。ご注意ください)

お問合せは、熊取町公民館(Tel 072-452-6363)まで



リーディングでの上演です。

上演時間は、40分くらいです。

ぜひお越しください。新作書き下ろし、自分でいうのもナンですが、ケッ作です。
posted by yu-gekitai at 13:05| 京都 ☀| Comment(1) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月02日

2日(『蟻通異聞』を書き終えた。)

 本日は久々の、熊取ゆうゆう大学。今日から稽古開始の『蟻通異聞』を、ついさっ
き書き終えたところ。全部で16枚ちょうど。4日間で書き終えたね。400字詰め原稿用
紙に換算すると、40枚。まだ午前中、10時台。余裕のある書き終え方だけど、読み返
すのはしんどいので、講座での本読みまで待つことにする。本読みとは、私が通して
読んで聞かせること。そのあとはキャスティングして、読み合わせだ。本日はここま
でだろう。
posted by yu-gekitai at 10:55| 京都 ☀| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月01日

1日(『蟻通異聞』を6枚書いた。)

 13枚になった。400字詰め原稿用紙に換算すると32枚。あと4枚かいたら終わりそ
う。まだ日が落ちてないし、本日中に書き終えることも可能だろうけれど、もうしん
どい、疲れた、近所の自販機に缶ビールを買いに行こうと思う。明日の午前中にラス
トまで行くのは無理だろうけれど、もう、今ある分こんだけあればいいや、という気
持ちになった。傑作の予感。
posted by yu-gekitai at 17:46| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

30日(『蟻通異聞』を3枚書いた。)

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 全部で7枚になった。400字詰め原稿用紙に換算すると、18枚。15枚程度で書き終え
られそうだという予想。15枚は400字詰めに換算すると38枚だから、40分くらいの芝
居になりそう。うん、ちょうど良い。モンダイは、明日の午前中までに書き終えられ
るかどうかであります。〈書き終えられる〉に100万円賭けまっせ。
posted by yu-gekitai at 12:58| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする