2022年08月29日

28日(桃園会を観た。)

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 『僕は誰にそれをあげるんやろう』作・橋本健司、演出・清水友陽、ウイング
フィールドにて。コラージュ・アンド・エッセイ、まるで俳優4人の共作のようにも
見える芝居のこの寂しさはなんだ。舞台上では俳優は当然台詞を吐くし、よく笑って
いる。それでも私が感じたのは寂莫とした風景だ。そこから、そこから踏み出してゆ
かないと、などと勝手なことを思いながら、私は寂しくつらい気持ちになった。献
杯。
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2022年08月28日

27日(熊取ゆうゆう大学9回目。)

 20日のブログで「7回目」と書いていましたけれど、20日は「8回目」でおました。
変換ミスや誤字脱字が多いですね。

 

 上演会場の中家住宅での稽古。もう、15日後に本番。なかなか、まだまだいろいろ
な課題を残しつつ、大変ですが、ガンバロウ。
posted by yu-gekitai at 08:36| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月26日

25日(第2回大阪演劇見本市に行って、それから映画「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路』を観た。)

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 第2回大阪演劇見本市は関西演劇振興会議の主催。劇団や演劇関係団体による展示
即売ブース、そこでの演劇関係者や演劇ファンのコミュニケーションの場の提供、そ
してステージでの公演からなる。ABCホールにて。

私が観せていただいたのはAプログラム。『月夜のでんしんばしら』作・宮沢賢治、
演出+出演・楠年明。御年88歳の楠さんの独壇場。きれいな滑舌よく通る声、そして
その表現力。実は私、この、楠さんのひとり語りが観たくて行ったようなものであり
ました。

『戦争は女の顔をしていない』原作・スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、翻訳・
三浦みどり、演出・小原延之。コチラは戦争とジェンダーが折り重なった硬派な朗読
劇。幕切れの鮮やかさがカッコよかった。Aプログラムは(第1部)で、Bプログラム
ではそのつづきの(第2部)らしかった。

JR福島駅からひと駅移動して、大阪ステイションシティシネマへ。時間に余裕があっ
たので、ベンチに腰掛け、コンビニで買った缶ビールを。

『ブライアン・ウィルソン 約束の旅路』監督・ブレント・ウィルソン、2021年、ア
メリカ映画。精神疾患で今も苦しんでいるブライアン・ウィルソンのおしゃべりを、
いくつかの思い出の場所を目的地に、ドライヴの車の中で聴くという趣向。単にそれ
だけであっても、ブライアンの言葉は重い。ファンである私にはたまらない。生きる
ことの喜び、不安、悲しみ、試練、安堵など、普遍的なニンゲンそのものがあぶりだ
されてくる。ブライアン・ウィルソンの音楽そのものだ。目頭が熱くなった。よかっ
た。ビーチ・ボーイズ関係のレコードを、近いうちに引っ張り出して聴き倒してみた
い。泣けるだろうな。関連レコードも含めて30タイトルくらいレコード棚にあるん
じゃないかな。監督のブレント・ウィルソンは、絶対にブライアンの息子さんかなん
か親族だろうと思って調べてみたら、まったく血縁関係はないのだそう。

posted by yu-gekitai at 12:25| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月22日

21日(展覧会岡本太郎にまた行った。)

 ゆえあって再び。前回と違って、ものすごい人出で、子供連れが多かったな。あ
あ、私もそうでした。元気がもらえる作品たちなので、もう見られなくなるのは寂し
いなと思い、図録を買って帰りました。
posted by yu-gekitai at 09:22| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月21日

20日(熊取ゆうゆう大学7回目。)

 本日からは、発表公演の会場である、国指定重要文化財中家住宅での、いわば舞台
稽古。場当り(動線や立ち位置の確認)のほか、美しい姿勢を保っての「歩く」とい
う稽古。読み合わせはちょっとだけ。演出的なことをばらしちゃいますけれど、まあ
コロナのこともあってね、三方向すべての入り口や、すべての窓を全開放しての上演
になりますので、まるで野外劇みたいですわ。
posted by yu-gekitai at 19:14| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月19日

17日(映画『モデル連続殺人!』を観た。)

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 すごいタイトル。原題を直訳すれば『犯人と6人の女』となるのですが。1963年、
イタリア映画、監督・マリオ・バーヴァ。ひとことでいえば、スリラー&サスペンス
で、いわゆる火曜サスペンス劇場の源流のような、映画。しかし、大きな違いは、徹
底的に映画である、ということ。異様に美しい画面、スタイリッシュにもほどがあ
る。もうほとんど、すべての画面が絵画として素晴らしい。陰影の使い方が大胆。音
楽は、超カッコいいし、効果音的な使用法も。殺される女優さんはみんなすこぶる美
人。なんなんですか、この、偏執狂的な美意識は。個人的な好みでいえば、ドラマと
しては全くオモシロくもなんともないけれど。Uplink京都にて。
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2022年08月13日

13日(熊取ゆうゆう大学7回目。)

 読み合わせ2回目の途中。とはいえ、動きもだんだん決まってゆく。そして、驚き
のレヴェルアップ。まだ2回目なのに、しかも途中までしかできていないのに、演技
が明らかに向上しているのだ。オウチで稽古を重ねただろうことがはっきりと見える
のだ。これは私の立場としては、この上なくありがたいこと。発表まで、あとひと月
を切ったが、心配ない。
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2022年08月07日

6日(熊取ゆうゆう大学6回目。)

 2回目の読み合わせ。私がいろいろと演出プランを語るため、いっこうに進まず、
全体の3分の1くらいしか進まなかった。やっぱり、この台本は、ムツカシイなあと、
あらためて思いました。でももう、変更はできないのです。変更する気もないです
し。受講生のみなさん、どうぞよろしく。
posted by yu-gekitai at 15:34| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月05日

4日(展覧会岡本太郎に行った。)

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 作品そのものの圧倒的なパワーが、美術館の上品な展示との乖離を感じさせる。そ
れは、岡本太郎氏の芸術の爆発そのものが、美術館に収まることを拒否しているから
じゃないのだろうか。凄いものを見た! という感覚に陥った。それと、グッズ売り
場があまりにも充実していて、欲しいなあと思うものがありすぎて困っちゃいます。
悩みに悩んで、結局、ソフトヴィニールの太陽の塔をゲットして帰りました。中之島
美術館にて。
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2022年08月02日

31日(日本演出者協会の関西ブロック役員を辞任させたいただいた。)

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 本日、日本演出者協会関西ブロック総会。コロナ禍中より、役員会はじめ総会ま
で、リモートでの開催になってしまっていて、私はずっと参加できないでいた。端的
に理由を言うと、リモートでの人と人のつながりを脳が受け入れられなくて、呼吸困
難になり、頭痛や嘔吐を催すのだ。だからリモートでの参加を見合わせていた。今後
もずっとリモートでの会議ばかりならば、私は役員にとどまってはいられないので、
議長氏への事伝えを経て、本日の総会で、任期途中ではありますが、辞任させていた
だいた。かなり長い年月、役員だったな。事務的なことには無能な私だけれど、演劇
大学とか近代戯曲研修セミナーとか、やらせていただいた。演劇大学で、マンガ家の
ちばてつや先生を引っ張り出そうとして、丁重にお断りされたのが、なぜかイチバン
の思い出。やったことより、やれなかったことの方が印象に残る。
posted by yu-gekitai at 11:04| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする