2023年03月28日

21日から27日まで(「灯灯ふらふら」公演を中心にして。)

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21日、稽古場での最後の通し稽古。スタッフのみなさんに囲まれて。良い出来である
ので、ダメ出しなど、ない。

22日、小屋入り。のんびりと仕込みをやるつもりが、ちょっとした不都合があって、
なかなか予想外の事態に。音響きっかけを合わせての通し稽古1回。だけどそれでも
早仕舞で、劇場を退出。立ち呑みへ。

23日、照明つり込み、シュート、照明音響込みで、通し稽古1回。今日もまた早めに
終わって、劇場を退出。昨日とは別の立ち呑みへ。

24日、ゲネプロをして、本番初日。まあ、ナマモノだからいろいろあるけど、出来栄
えは良かったんじゃないかな。評判も良い。今日もまた立ち呑みへ。

25日、二日目、ナマモノだから・・・、でも芝居は良かったと思う。あのう、普通に
良い芝居に仕上がってると私自身は思っているから、良いに決まっているのだった。

終焉後、大学時代に一緒に演劇をやっていた友人に拉致されて、車で滋賀県の山奥
へ。そこはどこだかわからないが、そこには、当時の演劇仲間が集まっていた。私を
加えて11人の大宴会。題して「鵺の生前葬」。40数年ぶりに再会した仲間。新潟か
ら、東京から、香川から、あとは近県からかな。ひとりだけ広島の男が仕事で来られ
なかったけれど。ウソみたい。夢みたい。でも夢じゃない。あっという間に過ぎる時
間。私は今どこにいるのだ。あの世かもしれない。その当時の芝居のタイトル、「太
陽は血より赤い」「黄金船長」「恋獄絵図」。「太陽は血より赤い」は、正真正銘の
私の処女作。最初期の3作品を一緒に作ってくれたみんなだ。

26日、ほとんど眠らず、またもや私を拉致した男が、Theatre E9 Kyotoへ帰してくれ
た。ありがとう。本日はマチネ、ソワレの2回まわし。そのマチネを、昨日見てくれ
た拉致男以外のみんなと、昨日は来られなかった広島の男も加わって観劇してくれ
た。感激である。私ほど幸せなオトコはいないんじゃないかなと思えるほど、幸せで
ある。ソワレの回は、ダブル・コールも自然発生して、これまたうれし。徹夜に近い
呑み方をしたくせに、いつものクセで立ち呑みへ。ああ、楽しいですなあ。役者さ
ん、スタッフさん、ありがとう。お客さんありがとう。

27日、千秋楽、最高の出来栄えであったと思います。今日もまた自然発生的なダブ
ル・コール。それでもまだ拍手は鳴りやまず。うれしかったです。そして、バラシ、
打ち上げ宴会へつつき進むのです。

みなさま。幸せな日々をありがとうございました。
posted by yu-gekitai at 17:44| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする