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なんとなく台本を読み返していたら、怒涛のように改稿をしまくった。ひとつひとつ
は小さいけれど。でもね、いったん改稿したものを、元に戻すというのも多かったで
す。結局私はなにをしているのでしょうか、ということになっています。
再来週には本番を迎える熊取ゆうゆう大学のみなさんにはもう、改稿の難儀は伝え
ず、今ある状態で上演をしていただこうと思います。今日以降の改稿は、遊劇体の上
演のためのものです、ということになります。
でもね、読んでいると、自分が書いたにもかかわらず、オモシロい。その〈なんじゃ
もんじゃ〉を、みなが勝手に自分の言いたいことを言いまくるような会話劇を、プロ
の劇作家さんがオモシロがってくれるかが、戯曲の評価の分かれ目となるでしょう
ね。あえてセオリーを破っているんですけれどね。
実は最初はタイトルを「なんじゃもんじゃ」とか「なんじゃ問答」とか考えていたの
ですけれど、ホンマに『なんじゃ主水』で良かったのかな、というふうに思うことが
いまだにあります。