winmail.dat
Wキャストの片割れである松本くんを除いて、なんと、全員そろってしまったので、
それに、舞台監督さん、照明さん、美術さんと、スタッフさんも結構勢ぞろいしたこ
ともあって、急遽、通し稽古をやってみた。
前半部はもう、カタチになってきていて、オモシロかったな。そうそう、こういうこ
と、こういう芝居にしたかったんだという、納得を得た。まだまだ深化しなきゃいけ
ないけどね。
ただし、後半部分は、まだまだ。もうひと踏ん張りが必要。終結部に至っては、読み
合わせをやったっきりで、今日が、初稽古かもしれない。
舞台監督さんから、すばらしいアイデア。私は一度、朗読劇としてだけど、完成させ
てしまっているから、見方が型にはまってしまっているのだな。私なりの考えもあっ
たが、より刺激的で、できあがった時の楽しさが大きなものになりそうなので、そっ
ちの方で観てみたい。
2023年10月31日
29日(『なんじゃ主水』稽古21回目。)
あまり稽古をしていなかった後半部。苦しい稽古であるが、前進あるのみです。
2023年10月27日
25日(『なんじゃ主水』稽古20回目。)
苦しい稽古であっても、わずかずつでも進化しているのはマチガイない。忍耐。俳優
のみなさん、よろしくお願いします。
のみなさん、よろしくお願いします。
2023年10月24日
23日(『なんじゃ主水』稽古19回目。)
忍耐あるのみ。今からが辛抱のしどころだ。俳優のみなさん、よろしくお願いいしま
す。
す。
2023年10月19日
18日(『なんじゃ主水』稽古18回目。)
小返しをしながらの通し稽古を始めたのだけれど、ラストまでの到達は、まだまだ先
の事になるだろう。
しかし、タイトルに表しているつもりの、登場人物の役作り、関係性、掟破りの戯曲
の意図(たいしたことではない)、などが垣間見えるようになってきて、深化して
る、と感じた。
さらにこれからが楽しみであります。
の事になるだろう。
しかし、タイトルに表しているつもりの、登場人物の役作り、関係性、掟破りの戯曲
の意図(たいしたことではない)、などが垣間見えるようになってきて、深化して
る、と感じた。
さらにこれからが楽しみであります。
2023年10月17日
さらに16日(『なんじゃ主水』稽古17回目。)
winmail.dat
台本を手放しての、小返しをしながらの通し稽古に入った。このトンネルを抜け出す
には、毎回、結構長くかかるのだが、はしょらず、じっくり丁寧に進んでゆきたい。
ところで、今回の演出では、俳優のみなさんに、ふつうとは違う苦労、をさせてし
まっています。私はそれをうまく伝えきれなくって、脳内の整理整頓もできないうち
に、みなさんを悩ませていたのでしたが、すごい名案を舞台監督さんが提案してくれ
た。わかってしまえばナルホドというような解答なのだが、私の脳みそでは、不器用
なコトバで伝えるのに四苦八苦するばかりで、こんなアイデアは思いつかない。
凄い舞監さん。感謝。
台本を手放しての、小返しをしながらの通し稽古に入った。このトンネルを抜け出す
には、毎回、結構長くかかるのだが、はしょらず、じっくり丁寧に進んでゆきたい。
ところで、今回の演出では、俳優のみなさんに、ふつうとは違う苦労、をさせてし
まっています。私はそれをうまく伝えきれなくって、脳内の整理整頓もできないうち
に、みなさんを悩ませていたのでしたが、すごい名案を舞台監督さんが提案してくれ
た。わかってしまえばナルホドというような解答なのだが、私の脳みそでは、不器用
なコトバで伝えるのに四苦八苦するばかりで、こんなアイデアは思いつかない。
凄い舞監さん。感謝。
2023年10月16日
16日(・・・。)
「哀しみと死がなかったら、人間はどこに行くのでしょう」.
詩人のコトバです。
詩人のコトバです。
2023年10月14日
13日(ああ・・・。)
winmail.dat
このブログではもう、エンゲキがらみの事しか記さないようにしているのだけれど、
長年にわたって、このブログで報告してきた、カワムツ(通称ハヤ)が、とうとう全
滅した、ということを報告したい。
全長12、3センチの大きさになって、10年以上、私んちの水槽で生きてくれていたの
に。ごめんなさい。昨日のなんどきかの時点から、酸素ポンプの事故で、酸素が送ら
れていなかったのだ。ああ、ごめんなさい。正確には過去のブログで確認できるだろ
うが、私の感覚としては、12、3年ウチでいてくれたのである。ちなみにカワムツの
寿命は7年くらいだそうだが、天敵のいない水槽の中では、生きつづけてゆけるのだ
ろう。
なきがらを手のひらに乗せると、どっしりと重量感があって、天ぷらにしたら美味
かっただろうなと思った。
生活する町の、ずっと山奥の川で、それこそ1センチくらいの幼魚の時代に採集して
きてから、ずっとウチの小さな水槽で私を楽しませてくれた。ありがとう。すみませ
ん。一緒に採集に行った、当時、私の胸のあたりまでの身長だった彼も、今ではも
う、お酒を飲んでますよ。
でも、同じ水槽にいた食用のドジョウは、あいかわらず元気でした。食べませんけ
ど。ドジョウも7、8歳じゃないだろうか。
ドジョウ1尾だけ残った。奥さんのアドヴァイスもあり、水草とエビのアクアリウム
にしようかな、と考えている。巨大なドジョウ(13センチ)がいますけれど、おちょ
ぼ口なのでエビを食ったりしないでしょう。
このブログではもう、エンゲキがらみの事しか記さないようにしているのだけれど、
長年にわたって、このブログで報告してきた、カワムツ(通称ハヤ)が、とうとう全
滅した、ということを報告したい。
全長12、3センチの大きさになって、10年以上、私んちの水槽で生きてくれていたの
に。ごめんなさい。昨日のなんどきかの時点から、酸素ポンプの事故で、酸素が送ら
れていなかったのだ。ああ、ごめんなさい。正確には過去のブログで確認できるだろ
うが、私の感覚としては、12、3年ウチでいてくれたのである。ちなみにカワムツの
寿命は7年くらいだそうだが、天敵のいない水槽の中では、生きつづけてゆけるのだ
ろう。
なきがらを手のひらに乗せると、どっしりと重量感があって、天ぷらにしたら美味
かっただろうなと思った。
生活する町の、ずっと山奥の川で、それこそ1センチくらいの幼魚の時代に採集して
きてから、ずっとウチの小さな水槽で私を楽しませてくれた。ありがとう。すみませ
ん。一緒に採集に行った、当時、私の胸のあたりまでの身長だった彼も、今ではも
う、お酒を飲んでますよ。
でも、同じ水槽にいた食用のドジョウは、あいかわらず元気でした。食べませんけ
ど。ドジョウも7、8歳じゃないだろうか。
ドジョウ1尾だけ残った。奥さんのアドヴァイスもあり、水草とエビのアクアリウム
にしようかな、と考えている。巨大なドジョウ(13センチ)がいますけれど、おちょ
ぼ口なのでエビを食ったりしないでしょう。
2023年10月13日
12日(『なんじゃ主水』稽古16回目。)
体調は万全というわけではないけれど、今日こそはと、稽古に行く気満々でした。舞
台監督さんが合流するし、演出的な意図なども説明しなくちゃならない(たいしたも
んじゃないけれど)などと、稽古場に行くのが当たり前というか強迫観念のように
なっていたのですが、今日は仕事の都合で京都の稽古場に行けない日だった、という
のをすっかり忘れておりました。
稽古場が、もし、仮に、煮詰まっているのならば、舞台監督さんの登場が、なんらか
の起爆剤になればなあ、なんて手前勝手なことを思ったりして。
台監督さんが合流するし、演出的な意図なども説明しなくちゃならない(たいしたも
んじゃないけれど)などと、稽古場に行くのが当たり前というか強迫観念のように
なっていたのですが、今日は仕事の都合で京都の稽古場に行けない日だった、という
のをすっかり忘れておりました。
稽古場が、もし、仮に、煮詰まっているのならば、舞台監督さんの登場が、なんらか
の起爆剤になればなあ、なんて手前勝手なことを思ったりして。
2023年10月12日
11日(『なんじゃ主水』稽古15回目。)
winmail.dat
今日も稽古を休みました。
お昼にはゆく気満々だったのですが、頭が重く頭痛が晴れないのと、喉奥のタンのか
らみが激しいのと、突発的に起こる咳の連打があって、稽古場に病原体を持ち込むの
じゃないかと不安になって、もう1日休ませてもらうことにしました。
淋しい。
まあ、結果的に、演出者抜きの、俳優のみのセッションによる良い稽古期間になった
と思っています。
今日も稽古を休みました。
お昼にはゆく気満々だったのですが、頭が重く頭痛が晴れないのと、喉奥のタンのか
らみが激しいのと、突発的に起こる咳の連打があって、稽古場に病原体を持ち込むの
じゃないかと不安になって、もう1日休ませてもらうことにしました。
淋しい。
まあ、結果的に、演出者抜きの、俳優のみのセッションによる良い稽古期間になった
と思っています。
2023年10月11日
10日(『なんじゃ主水』稽古14回目。)
本日もすこぶるつきの体調不良で休みました。頭痛がひどくて。あと、のどの痛みと
咳が少しと、そして身体のだるさが著しい。
稽古場については安心しきっているのですが、暗い部屋で布団にこもっているのが寂
しいのです。
まだ芝居は発酵させている最中。熟成させるにはまだまだ日にちがかかります。
咳が少しと、そして身体のだるさが著しい。
稽古場については安心しきっているのですが、暗い部屋で布団にこもっているのが寂
しいのです。
まだ芝居は発酵させている最中。熟成させるにはまだまだ日にちがかかります。
2023年10月10日
9日(『なんじゃ主水』稽古13回目。)
体調の不具合がはなはだしい。原因はアレだと思うが、恥ずかしくてここには書けな
い。まあそれも年寄りの冷や水の一種だろう。
本日も自主稽古をお願いしたが、それでよいと思う。現時点では演出者は邪魔者だろ
う。演出の目を気にせず、俳優だけでディスカッションしながらやるのが、いちばん
ええんとちゃうかな。
い。まあそれも年寄りの冷や水の一種だろう。
本日も自主稽古をお願いしたが、それでよいと思う。現時点では演出者は邪魔者だろ
う。演出の目を気にせず、俳優だけでディスカッションしながらやるのが、いちばん
ええんとちゃうかな。
2023年10月09日
8日(『なんじゃ主水』稽古12回目。)
winmail.dat
あれっ、まだ12回目なのか、なんて思ったりして。長い間の稽古を経ているような錯
覚。
本日も私、稽古はお休み。風邪をひいてしまったようで、ちょっと、いろいろと体調
が悪くて。
稽古場の動画を送ってきてくれているので、じっくりと見る。よい感じだ。そりゃさ
すがにちっちゃなダメ出しはしたくなりますが、回を重ねりゃ自然と良いものになる
のだから、現時点で私がなにかを言う必要もないだろう。私は負け犬となってしまっ
たが、困難な道を回避してよかった。まだちょっとは未練があるけれど。
でもこれは言いたい。早く台詞を入れてください!
あれっ、まだ12回目なのか、なんて思ったりして。長い間の稽古を経ているような錯
覚。
本日も私、稽古はお休み。風邪をひいてしまったようで、ちょっと、いろいろと体調
が悪くて。
稽古場の動画を送ってきてくれているので、じっくりと見る。よい感じだ。そりゃさ
すがにちっちゃなダメ出しはしたくなりますが、回を重ねりゃ自然と良いものになる
のだから、現時点で私がなにかを言う必要もないだろう。私は負け犬となってしまっ
たが、困難な道を回避してよかった。まだちょっとは未練があるけれど。
でもこれは言いたい。早く台詞を入れてください!
2023年10月08日
7日(OMS戯曲賞。)
winmail.dat
『灯灯ふらふら』が、第30回OMS戯曲賞の最終候補作になっている。
初演が昨年の熊取ゆうゆう大学であるから、対象作品となった。
上演団体名が、遊劇体、ではなくて、熊取ゆうゆう大学〈俳優・演劇〉講座、となっ
たのは寂しいような複雑な気持ち。
最終候補に残っての戦績は、確か1勝10敗だっと思う。あと4日を残して、たとえもう
1勝でも、白星を重ねることができるだろうか(相撲とちゃあうねん)。
『灯灯ふらふら』が、第30回OMS戯曲賞の最終候補作になっている。
初演が昨年の熊取ゆうゆう大学であるから、対象作品となった。
上演団体名が、遊劇体、ではなくて、熊取ゆうゆう大学〈俳優・演劇〉講座、となっ
たのは寂しいような複雑な気持ち。
最終候補に残っての戦績は、確か1勝10敗だっと思う。あと4日を残して、たとえもう
1勝でも、白星を重ねることができるだろうか(相撲とちゃあうねん)。
2023年10月05日
4日(『なんじゃ主水』稽古11回目。)
明かしてもいいんだけれども明かせない(どっちやねん)ブツを投入することによ
り、稽古場に大きな変化が。読み合わせ状態から、より立ち稽古に近い状態に変容。
私の目論見では、まだ2週間くらい先のつもりだったんだけど、自然とそうなってし
まった。
時期尚早かもしれなかったけれど、持ち続けていた疑念にケリがついた。ひとつ先の
状態に進むことができた、ということにもなるのだけれど、演出の先鋭さについては
後退したようにも思えてきて、敗北感。やりたかったことが実現困難だと、自分で認
めたのだ。だれに敗北したかというと、だれでもない自分自身にだ。負け犬の心持で
帰宅。
これで踏ん切りがついた。次回の稽古からは直進あるのみ。
り、稽古場に大きな変化が。読み合わせ状態から、より立ち稽古に近い状態に変容。
私の目論見では、まだ2週間くらい先のつもりだったんだけど、自然とそうなってし
まった。
時期尚早かもしれなかったけれど、持ち続けていた疑念にケリがついた。ひとつ先の
状態に進むことができた、ということにもなるのだけれど、演出の先鋭さについては
後退したようにも思えてきて、敗北感。やりたかったことが実現困難だと、自分で認
めたのだ。だれに敗北したかというと、だれでもない自分自身にだ。負け犬の心持で
帰宅。
これで踏ん切りがついた。次回の稽古からは直進あるのみ。
3日(『なんじゃ主水』稽古10回目。)
もう10回目かあ。早いなあ。読み合わせのような、立ち稽古のような。だけど、確実
に進化していることはマチガイない。
に進化していることはマチガイない。
2023年10月03日
2日(『なんじゃ主水』稽古9回目。)
今日の稽古は、とてもムツカシイ台詞(私比)を俳優のみなさんに入れてもらうのが
最優先なので、私抜きで、と思い、休ませてもらった。この作業はまだまだ続くだろ
う。
最優先なので、私抜きで、と思い、休ませてもらった。この作業はまだまだ続くだろ
う。
2023年10月02日
30日(第一回瑞希会公演に行って、それから『なんじゃ主水』稽古8回目。)
国立文楽劇場小ホールにて。瑞希会というのは藤間希穂さんが会主の日本舞踊の一門
である、なんて知ったふうなことを書いてますが、クボちゃんが出演するので、是非
とも観たいと思って、懐かしい国立文楽劇場へ。懐かしいというのは、遊劇体の『戦
國茶漬』を上演させていただいた劇場だから。クボちゃんの「手習子」をはじめ17演
目のすべてを観せていただきました。クボちゃん、ませた娘でしたね。
開演10分くらい前に席についてから、休憩10分間も含めて、3時間20分ほど、ずっと
座ったまんまで、一度たりとも立ち上がりもせず。あっという間でした。
日本舞踊についてはなんにも知らないのですが、踊り手の体幹の揺らぎを目で追って
いました。それが興味深かったです。
稽古場の京都芸術センターには、到着したかった時間よりも少し遅れて到着。とりあ
えず忍耐の現場。じっくりと台詞が俳優のみなさんの身体に入り込むまでは、現状の
稽古が続く。しばらくは稽古場に演出家がいなくてもよさそうだ。あれっ、稽古場で
も3時間座ったままで、一度も立ち上がらなかったような気がする。
ところで今回の公演での私の裏目標は、稽古場にあまりいないようにするというこ
と。3分の1の日数でいいかも、なんて思っている。劇団員も、そうしたらいいといっ
てくれる。でも、稽古場には足が向いてしまう。
である、なんて知ったふうなことを書いてますが、クボちゃんが出演するので、是非
とも観たいと思って、懐かしい国立文楽劇場へ。懐かしいというのは、遊劇体の『戦
國茶漬』を上演させていただいた劇場だから。クボちゃんの「手習子」をはじめ17演
目のすべてを観せていただきました。クボちゃん、ませた娘でしたね。
開演10分くらい前に席についてから、休憩10分間も含めて、3時間20分ほど、ずっと
座ったまんまで、一度たりとも立ち上がりもせず。あっという間でした。
日本舞踊についてはなんにも知らないのですが、踊り手の体幹の揺らぎを目で追って
いました。それが興味深かったです。
稽古場の京都芸術センターには、到着したかった時間よりも少し遅れて到着。とりあ
えず忍耐の現場。じっくりと台詞が俳優のみなさんの身体に入り込むまでは、現状の
稽古が続く。しばらくは稽古場に演出家がいなくてもよさそうだ。あれっ、稽古場で
も3時間座ったままで、一度も立ち上がらなかったような気がする。
ところで今回の公演での私の裏目標は、稽古場にあまりいないようにするというこ
と。3分の1の日数でいいかも、なんて思っている。劇団員も、そうしたらいいといっ
てくれる。でも、稽古場には足が向いてしまう。