2023年12月16日

15日(『四つの署名』を観た。)

winmail.dat
1983年、イギリス映画、デスモンド・デイヴィス監督。アーサー・コナン・ドイル原
作の、シャーロック・ホームズものの長編作品の映画化。だけれども、私は原作を、
ホームズ物の中では平均点以下のものではないかなと疑っている。まあ、映画は別物
なので。

翌84年から始まるグラナダTVの、ジェレミー・ブレット演じるホームズのシリーズが
好きなもので、どうしてもくらべてしまう。この映画でのホームズのイアン・リ
チャードソンも、ジェレミー・ブレットと同じく、シェイクスピア劇の舞台俳優さん
だそうだが、ジェレミー・ブレットの方が色気があって神経質そうでホームズっぽく
て、私は好きだ。というか、ほぼ全作品を観てしまっているジェレミー・ブラットの
ホームズが刷り込まれているからかもしれない。しかしこの映画でのホームズもワト
スン先生も、あまり好きになれなかった。

読み直さないと確認できないけれど、この映画ではラスト・シーンが原作と異なるの
ではないかと思う。原作の方がカッコええのに。
posted by yu-gekitai at 17:57| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする