winmail.dat
あけましておめでとうございます。と、書き込みながら、はて、どなたに向けて新年
のあいさつをしているのだろうと、不可解な気持ちになる私です。
昨年は2作品も新作公演ができたし、幸せな年だったです。しかしコロナ禍が終息を
迎えつつあるとはいえ、物価高騰、政治家の悪徳の露見(そもそも信用なんかしちゃ
あいないけれど)など、私の住む国では、経済も政治も、なんだったら芸術も、最悪
に等しいです。外に目を向ければ、人間同士の殺し合い、領土の奪い合い、地球規模
での気候の急変など、もう最悪なことになっております。
私の住む国、住む星は、重篤な病に冒されているようであります。全治することはあ
り得ないでしょう。手遅れです。余命幾らか、です。せめて家族親類友人知人の健康
と幸せを祈るのみです。
今年の遊劇体は、7月に『微風の盆』という新作を予定しております。会場はいつも
どおりTheatre E9 Kyotoです。久しぶりにフェイク・リアリズムから遠ざかって、西
部講堂でやっていたころのような、(見た目は)いわゆるアングラ演劇に立ち返りま
す。(見た目は)と記したのは、それでもアングラじゃないと言い張りたいからで
す。アングラ劇団と呼称されるのに違和感を覚えるからです。
私を含めて劇団員のみの出演で、まだ台本に取り掛かっていない段階ですが、私もフ
ル出演の予定です。まあ、どうなるかは定かではありませんが。本年もどうぞよろし
くお願いします。
まだ年賀状は、一通もしたためておりませんです。