明後日(土)と明々後日(日)のマチガイでした。喜びすぎて早とちり(喜んだらア
カンがな)。
2024年08月29日
29日(ヤッター。)
台風の接近で、明日の仕事も、明後日の仕事も、吹っ飛びました。ヤッター、て喜ん
だらアカンがな。
だらアカンがな。
2024年08月27日
26日(『小間使の日記』を観た。)
原作・オクターヴ・ミルボー、脚本・ルイス・ブニュエル+ジャン・クロード・カリ
エール、監督・ルイス・ブニュエル、64年、イタリア+フランス合作映画。
不気味なドラマだ。忍び寄るファシズム前夜の不穏な世界。上流階級の家にやってき
た謎の小間使い(映画タイトルでは小間使)セレスティーヌを演じるジャンヌ・モ
ローがステキすぎる。「家政婦は見た!」の原型。
20年くらい経ったら、もう一度観なおしたい映画(もう死んでるんちゃうか、とツッ
コミ)。〈なめくじ酒場〉にて。
エール、監督・ルイス・ブニュエル、64年、イタリア+フランス合作映画。
不気味なドラマだ。忍び寄るファシズム前夜の不穏な世界。上流階級の家にやってき
た謎の小間使い(映画タイトルでは小間使)セレスティーヌを演じるジャンヌ・モ
ローがステキすぎる。「家政婦は見た!」の原型。
20年くらい経ったら、もう一度観なおしたい映画(もう死んでるんちゃうか、とツッ
コミ)。〈なめくじ酒場〉にて。
2024年08月25日
24日(『灯灯ふらふら』稽古。)
3週間ぶりの稽古場でおます。音響の大西さん登場。古民家ながら、電源が確保され
ることが確認できてひと安心。
今日の稽古場はモチロン、公演場所の古民家、中家住宅だけれど、ちょっと暑かった
です。出演のみなさんも熱かったです。
公演はまだ1ケ月以上先なのに、チケットの予約がもう、ほとんど完売に近いという
こと。あとちょっとしか残ってません。
くまとり劇倶楽部「日輪草」旗揚げ公演
『灯灯ふらふら』
作+演出 キタモトマサヤ
9月29日(日)14時開演
国指定重要文化財 中家住宅にて
問い合わせは、koppa31@gmail.com まで、あるいはキ
タモトまで直接ご連絡ください。よろしくお願いします。
ることが確認できてひと安心。
今日の稽古場はモチロン、公演場所の古民家、中家住宅だけれど、ちょっと暑かった
です。出演のみなさんも熱かったです。
公演はまだ1ケ月以上先なのに、チケットの予約がもう、ほとんど完売に近いという
こと。あとちょっとしか残ってません。
くまとり劇倶楽部「日輪草」旗揚げ公演
『灯灯ふらふら』
作+演出 キタモトマサヤ
9月29日(日)14時開演
国指定重要文化財 中家住宅にて
問い合わせは、koppa31@gmail.com
タモトまで直接ご連絡ください。よろしくお願いします。
2024年08月19日
18日(『東海道四谷怪談』を観た。)
winmail.dat
監督・中川信夫、原作・鶴屋南北、脚本・大貫正義+石川義寛、59年新東宝。
私が小学生の頃、お盆のころには、テレヴィで怪談映画がよく放送されていた。『東
海道四谷怪談』も、小学生の頃にテレヴィで見た記憶がある。戸板返しなどの怖ろし
いシーンもだけれど、ラスト近くでの、天地茂の伊右衛門が川辺で大立ち回りをする
シーンが、いちばん記憶に残っていた。
白黒テレヴィで見たけれどもカラー映画だった。
翌60年には中川信夫監督は、あの異色大傑作『地獄』を作っているが、『東海道四谷
怪談』も、大傑作だった。歌舞伎の様式美を意識させる演出と、優柔不断で周囲に流
されるような若者である伊右衛門の人物描写が素晴らしく、ただの怪談映画ではない
深みを与えていると思う。ラストまで劇中の立ち回りは極力省略されているのに、記
憶に残っていた川辺での大立ち回りは、凄い大迫力の、狂気の演技だった。この流れ
も演出者の計算によるものに違いない。ほかにも素晴らしいシーンはいくつもあっ
た。天井のお岩さん、オレンジ色に発光する水、追いすがっても逃げる仏壇などな
ど。
私ごときがいうのもなんだが、ただひとつ、残念なことがあった。随所に生きたシマ
ヘビが生々しく登場するのだが、生きている、というエナジーを発散しぎるのだ。鏡
花さんの作品で勉強させていただいたおかげで、ヘビの登場する意味は察することが
できるけれども、水のオレンジ色の発光やお岩さんや卓悦の幻影という処理の方が、
私好みだな。私ごときがスミマセン。ヘビがキモチワルかったのです。シネ・ヌー
ヴォにて。
監督・中川信夫、原作・鶴屋南北、脚本・大貫正義+石川義寛、59年新東宝。
私が小学生の頃、お盆のころには、テレヴィで怪談映画がよく放送されていた。『東
海道四谷怪談』も、小学生の頃にテレヴィで見た記憶がある。戸板返しなどの怖ろし
いシーンもだけれど、ラスト近くでの、天地茂の伊右衛門が川辺で大立ち回りをする
シーンが、いちばん記憶に残っていた。
白黒テレヴィで見たけれどもカラー映画だった。
翌60年には中川信夫監督は、あの異色大傑作『地獄』を作っているが、『東海道四谷
怪談』も、大傑作だった。歌舞伎の様式美を意識させる演出と、優柔不断で周囲に流
されるような若者である伊右衛門の人物描写が素晴らしく、ただの怪談映画ではない
深みを与えていると思う。ラストまで劇中の立ち回りは極力省略されているのに、記
憶に残っていた川辺での大立ち回りは、凄い大迫力の、狂気の演技だった。この流れ
も演出者の計算によるものに違いない。ほかにも素晴らしいシーンはいくつもあっ
た。天井のお岩さん、オレンジ色に発光する水、追いすがっても逃げる仏壇などな
ど。
私ごときがいうのもなんだが、ただひとつ、残念なことがあった。随所に生きたシマ
ヘビが生々しく登場するのだが、生きている、というエナジーを発散しぎるのだ。鏡
花さんの作品で勉強させていただいたおかげで、ヘビの登場する意味は察することが
できるけれども、水のオレンジ色の発光やお岩さんや卓悦の幻影という処理の方が、
私好みだな。私ごときがスミマセン。ヘビがキモチワルかったのです。シネ・ヌー
ヴォにて。
2024年08月14日
13日(『村上隆 もののけ 京都』展に行った。)
京都市美術館開館90周年記念展。カワイイ、といった感じの造形物や絵画など、巨大
なものも多く迫力もあった。そこにミスマッチの魅力がある。また、キャラクターが
繰り返し転用され続けているようで、コトバは間違っているかもしれないが、ミニマ
ル・アートとしての親しみやすさがあった。
しかし、京都は気温38度、京都市美術館への行き来がキツかったです。
ところで、たいしたことがあったわけではないけれど、信じていただけないような奇
跡が起こった。
私、京都に着いてから仕事の要件があったので、京都市美術館に向かう前に、用事を
済まさなければならなかった。そこで入ったビルディングで、要件を済ませると、ビ
ルの1階で待っていてくれたコウちゃんが、エレヴェイターの表示を見上げている。
ポツリと口にした。
村上隆さんの事務所や。
京都に住んでいる、あるいは京都に事務所を構えている、なんてことを知る由もな
かった私たちは驚愕。
想像してみてくださいよ。あり得ないです。
なものも多く迫力もあった。そこにミスマッチの魅力がある。また、キャラクターが
繰り返し転用され続けているようで、コトバは間違っているかもしれないが、ミニマ
ル・アートとしての親しみやすさがあった。
しかし、京都は気温38度、京都市美術館への行き来がキツかったです。
ところで、たいしたことがあったわけではないけれど、信じていただけないような奇
跡が起こった。
私、京都に着いてから仕事の要件があったので、京都市美術館に向かう前に、用事を
済まさなければならなかった。そこで入ったビルディングで、要件を済ませると、ビ
ルの1階で待っていてくれたコウちゃんが、エレヴェイターの表示を見上げている。
ポツリと口にした。
村上隆さんの事務所や。
京都に住んでいる、あるいは京都に事務所を構えている、なんてことを知る由もな
かった私たちは驚愕。
想像してみてくださいよ。あり得ないです。
2024年08月12日
11日(『九十九本目の生娘』を観た。)
監督・曲谷守平、原作・大河内常平、脚本・高久進+藤島二郎、59年、新東宝。
封印作品ということで、なかなかお目にかかることのできなかったカルト映画。自主
規制の理由は、山岳民族(山窩)を、独自の因習にとらわれた無知蒙昧の狂気集団と
して扱っているためだろう。ツッコミどころは満載ではあるが、全体の流れにテンポ
もあり、山窩と警官隊との山奥での大戦争はなかなかの迫力だった。たくさんの人が
死ぬ。なんだかおかしなラストだが、軽いお色気と怪奇性残酷性がないまぜになっ
て、最初から最後まで楽しめる映画だった。シネ・ヌーヴォにて。
封印作品ということで、なかなかお目にかかることのできなかったカルト映画。自主
規制の理由は、山岳民族(山窩)を、独自の因習にとらわれた無知蒙昧の狂気集団と
して扱っているためだろう。ツッコミどころは満載ではあるが、全体の流れにテンポ
もあり、山窩と警官隊との山奥での大戦争はなかなかの迫力だった。たくさんの人が
死ぬ。なんだかおかしなラストだが、軽いお色気と怪奇性残酷性がないまぜになっ
て、最初から最後まで楽しめる映画だった。シネ・ヌーヴォにて。
2024年08月07日
6日(『大いなる不在』を観た。)
winmail.dat
脚本+監督・近浦啓、共同脚本・熊野桂太、2023年、製作・グレイテプス、配給・
ギャガ。
残酷な愛のドラマだ。ハッピーエンドのその後を描いたような。不明のことがあきら
かになってゆく過程がえがかれ、サスペンスに満ちている。そのひとつひとつが悲し
く、愛おしい。心が震える。号泣ポイントがあるが、持ちこたえた。
私にとっては、大のつく傑作だが、観る人によっては賛否がわかれるだろうな。
UPLINK京都にて。
脚本+監督・近浦啓、共同脚本・熊野桂太、2023年、製作・グレイテプス、配給・
ギャガ。
残酷な愛のドラマだ。ハッピーエンドのその後を描いたような。不明のことがあきら
かになってゆく過程がえがかれ、サスペンスに満ちている。そのひとつひとつが悲し
く、愛おしい。心が震える。号泣ポイントがあるが、持ちこたえた。
私にとっては、大のつく傑作だが、観る人によっては賛否がわかれるだろうな。
UPLINK京都にて。
2024年08月04日
同じく3日(『灯灯ふらふら』稽古。)
公演場所である中家住宅にて。国の重要文化財の中で稽古だなんて贅沢すぎる。エア
コンなどモチロンないのに、涼しいのでびっくり。冬は寒すぎるのですけれど。
立ち稽古である。よい稽古になった。
テレヴィの取材を受けた。地域のインターネット放送局。えらい長いことしゃべって
しまったぞ。ウチの奥さんの勤務場所では、終日この放送局がオンエアーの状態らし
い。まずいな。
コンなどモチロンないのに、涼しいのでびっくり。冬は寒すぎるのですけれど。
立ち稽古である。よい稽古になった。
テレヴィの取材を受けた。地域のインターネット放送局。えらい長いことしゃべって
しまったぞ。ウチの奥さんの勤務場所では、終日この放送局がオンエアーの状態らし
い。まずいな。
3日(審査員。)
ある組織の、あれの、審査員を頼まれてしまった。断り切れなかった。私はまだ、審
査される側の若手(だと自分では思っている)なのに。
査される側の若手(だと自分では思っている)なのに。