winmail.dat
3月30日に本番を迎える予定の朗読劇、『あのころはフリードリヒがいた』の上演台
本を、やっと書き終えた。長期にわたったうえ、とても苦しかった。でも、良いでき
ばえだと思っている。
あと、サブ・テキストのようなものを書かなければならないが、それはほとんど引き
写すだけなので楽勝の予定。第1部、第2部ともに開演前から、何となく始まっている
という演出で、その時間に必要とする台本だ。ばらしちゃうと、第1部はユダヤ人に
伝わる昔話、第2部はヒトラーの演説。それらをそれぞれ4000字くらいずつを目標
に、文字に起こさねばならない。3月15日の稽古に間に合えばいい、という感じ。
稽古場は、すこぶる楽しい。朗読劇とはいえ、しっかりした演劇作品であるし、もの
すごくよい舞台にしたい。
第4回大阪演劇見本市「垣根を越えて!〜Across The Border〜」
3月30日(日)
第1部 13時開演
第2部 16時30分開演
扇町ミュージアムキューブ CUBE01にて
一人芝居『レビー隊長とMr.パーキンソン』
作 イシワキキヨシ、演出+出演 井之上淳
との抱き合わせで、
朗読劇『あのころはフリードリヒがいた』(岩波書店・刊)
作 ハンス・ペーター・リヒター
訳 上田真而子
上演台本+演出 キタモトマサヤ
出演者は、多彩な年齢の幅、プロ・アマ問わず、であります。劇団五期会、劇団しし
座、劇団大阪、劇団未来、劇団ぎぶあっぷ、そして遊劇体、それからアマチュアとし
て、くまとり劇倶楽部日輪草、そのほか高校演劇関係者、大学生、専門学校生など、
まさに、アクロス・ザ・ボーダーです。遊劇体からは、村尾さんとクボちゃんが参加
します。魂を震撼せしめる舞台となる予定です。ぜひ観にきてください。
ひとつだけ、気をつけていただきたいのは、トータルで2時間05分くらいの上演時間
になりそうな台本ですが、第1部ではその前半のみ、第2部ではその後半のみの上演に
なることです。両方あわせて観ていただきたいですが、第1部と第2部のインターバル
が3時間ほどあります。第1部と第2部では、お芝居としてのトーンが、かなり異なり
ます。
以下はあくまで、私の予想するタイムテーブル。
12時15分 開場
12時55分 舞台上では、なんとなく始まっている。
13時00分 「フリードリヒ」第1部の開演
14時10分 「フリードリヒ」第1部の終演予定
14時20分 「レビー小隊長とMr.パーキンソン」開演予定
14時45分 「レピー小隊長〜」終演予定
14時45分 舞台観客席交流会(観客からの質問攻め大会、こわひよお)
15時15分くらいまでに交流会終了
(入れ替え)
15時45分 第2部開場
16時30分 「レピー小隊長〜」開演
16時55分 「レピー小隊長〜」終演予定
17時05分 舞台上では、何となく始まっているはず。
17時10分 「フリードリヒ」第2部の開演予定
18時05分 「フリードリヒ」第2部の終演予定
18時10分 交流会(いぢめなひでちゃぶだい)
あくまで予想でございます。ご参考までに。
2025年02月27日
2025年02月21日
20日(大阪劇団協議会プロデュース公演を観た。)
winmail.dat
『アルトゥロ・ウイの興隆』作・ベルトルト・ブレヒト、訳・市川明、演出・鈴木健
之亮、メイシアターにて。
大阪劇団協議会プロデュースとなっているが、実質的には、劇団往来さんの公演と
いってよいだろう。ブレヒトのこの戯曲については、全然知らなかったけれど、こう
いうカタチで体験できることは楽しい。ブレヒトってアメリカに渡ってからこんな
ギャング物を書いていたんだ。だがしかし、単純なるアメリカンなシロモノではな
い。アルトゥロ・ウイというギャングの親分を、ヒトラーに見立てているのである。
文字で読んだことはないが、とてもオモシロい戯曲であると思う。観ていて思ったん
だけど、かなり戯曲を改変しているように感じたがどうだろうか。
以下はあくまで私の個人的〈意見〉として、残念に思ったこと。マイクを仕込んでる
ような感じ(正確には知らない。多分マイクを通しての声なんじゃないかな、と想
像)の声の響き方が、不自然に感じた。俳優さんが、劇中、声を張り続けているの
で、そう感じたのかもしれない。あるいはその逆で、マイクを通すから、不自然に声
を張り上げているように聴こえたのかもしれない。劇団往来さん名物の〈前説〉は許
容できるとしても、終演後の〈後ろ説?〉は、凄みのあったラストシーンの余韻をぶ
ち壊しだった。
『アルトゥロ・ウイの興隆』作・ベルトルト・ブレヒト、訳・市川明、演出・鈴木健
之亮、メイシアターにて。
大阪劇団協議会プロデュースとなっているが、実質的には、劇団往来さんの公演と
いってよいだろう。ブレヒトのこの戯曲については、全然知らなかったけれど、こう
いうカタチで体験できることは楽しい。ブレヒトってアメリカに渡ってからこんな
ギャング物を書いていたんだ。だがしかし、単純なるアメリカンなシロモノではな
い。アルトゥロ・ウイというギャングの親分を、ヒトラーに見立てているのである。
文字で読んだことはないが、とてもオモシロい戯曲であると思う。観ていて思ったん
だけど、かなり戯曲を改変しているように感じたがどうだろうか。
以下はあくまで私の個人的〈意見〉として、残念に思ったこと。マイクを仕込んでる
ような感じ(正確には知らない。多分マイクを通しての声なんじゃないかな、と想
像)の声の響き方が、不自然に感じた。俳優さんが、劇中、声を張り続けているの
で、そう感じたのかもしれない。あるいはその逆で、マイクを通すから、不自然に声
を張り上げているように聴こえたのかもしれない。劇団往来さん名物の〈前説〉は許
容できるとしても、終演後の〈後ろ説?〉は、凄みのあったラストシーンの余韻をぶ
ち壊しだった。
2025年02月19日
19日(ヒマでしょうがない。)
winmail.dat
というわけではありません。ほぼ1か月、このブログの更新をしていませんが、イヤ
になるくらい忙しいです。追い詰められています(何にや?)
このブログにはもう、遊劇体に関すること以外は記さないとしているのですが、エン
ゲキに関することで忙しすぎる。中古レコ屋の方もずっと停滞させたままです。
この1か月なにをやったかな(覚えてないんかいっ!)、と自分ツッコミをいれなが
らじっくりと思い出してみるとですね、まあだいたい以下のことになるでしょう。
審査委員として審査委員会に参加したり、頼まれた劇評を4本書いたり、大阪劇団協
議会の劇フェス後夜祭に参加したり(これはその日にブログに書いとけばよかっ
た)、私が企画させていただいた、熊取町文化ホールでの、ルンチェルンバシアター
さんの『星の王子さま』の、制作的なこと(そんな大したことはやっていない)を
やったり、同じく、私が企画させていただいて、コーディネイターとして、さらに出
演もするかもしれない、熊取町文化ホールでの「伝承横山音頭大会」の打ち合わせと
か(こちらもそんな大それたことはやっていない)で、なんか、こまごまと動き回っ
ていたりとかですが、最大のタイヘンなことはですね、このブログでもう書いてたか
な、書いてなかったかな、書いたような気がするな、来月、公演があるんですよっ!
第4回大阪演劇見本市「垣根を越えて!〜Across The Border〜」
3月30日(日)
第1部 13時開演
第2部 16時30分開演
扇町ミュージアムキューブ CUBE01にて
一人芝居『レビー隊長とMr.パーキンソン』
作 イシワキキヨシ、演出+出演 井之上淳
との抱き合わせで、
朗読劇『あのころはフリードリヒがいた』
作 ハンス・ペーター・リヒター
訳 上田真而子
岩波書店・刊
私が台本を書いて演出します。芝居自体は第1部と第2部に分割しての上演となりま
す。第1部だけの観劇でも、第2部だけの観劇でも大丈夫ですが、でも、あわせて観て
いただいた方が、身体が震えると思います。
そしてもう先々週から稽古は始まっておるのですが、ですが、です、・・・まだ、台
本が書けていないのです。
追い詰められ、精神的に弱っています(笑ってやってくださって大丈夫です)。
これも、台本書きから逃避するために書いている・・・。
というわけではありません。ほぼ1か月、このブログの更新をしていませんが、イヤ
になるくらい忙しいです。追い詰められています(何にや?)
このブログにはもう、遊劇体に関すること以外は記さないとしているのですが、エン
ゲキに関することで忙しすぎる。中古レコ屋の方もずっと停滞させたままです。
この1か月なにをやったかな(覚えてないんかいっ!)、と自分ツッコミをいれなが
らじっくりと思い出してみるとですね、まあだいたい以下のことになるでしょう。
審査委員として審査委員会に参加したり、頼まれた劇評を4本書いたり、大阪劇団協
議会の劇フェス後夜祭に参加したり(これはその日にブログに書いとけばよかっ
た)、私が企画させていただいた、熊取町文化ホールでの、ルンチェルンバシアター
さんの『星の王子さま』の、制作的なこと(そんな大したことはやっていない)を
やったり、同じく、私が企画させていただいて、コーディネイターとして、さらに出
演もするかもしれない、熊取町文化ホールでの「伝承横山音頭大会」の打ち合わせと
か(こちらもそんな大それたことはやっていない)で、なんか、こまごまと動き回っ
ていたりとかですが、最大のタイヘンなことはですね、このブログでもう書いてたか
な、書いてなかったかな、書いたような気がするな、来月、公演があるんですよっ!
第4回大阪演劇見本市「垣根を越えて!〜Across The Border〜」
3月30日(日)
第1部 13時開演
第2部 16時30分開演
扇町ミュージアムキューブ CUBE01にて
一人芝居『レビー隊長とMr.パーキンソン』
作 イシワキキヨシ、演出+出演 井之上淳
との抱き合わせで、
朗読劇『あのころはフリードリヒがいた』
作 ハンス・ペーター・リヒター
訳 上田真而子
岩波書店・刊
私が台本を書いて演出します。芝居自体は第1部と第2部に分割しての上演となりま
す。第1部だけの観劇でも、第2部だけの観劇でも大丈夫ですが、でも、あわせて観て
いただいた方が、身体が震えると思います。
そしてもう先々週から稽古は始まっておるのですが、ですが、です、・・・まだ、台
本が書けていないのです。
追い詰められ、精神的に弱っています(笑ってやってくださって大丈夫です)。
これも、台本書きから逃避するために書いている・・・。