2005年12月31日

30日(客演していただきたい方がた、いただきたくない方がた。)

 昨日のブログの続きみたいなモンですけど、客演していただきたい俳優さん、たくさんいらっしゃいますです。でも、なんとなく、声をかけさせていただくのに条件のようなものが、私や劇団員のなかで自然と出来上がっているように思えます。
 私の、ということでいえば、まず第一に遊劇体の芝居を好いてくれているだろう、とウスウスでも感じさせてくれる方。毎回とは行かなくても、時々でも観に来てくれているということです。
 第二に、その方が、ウチでやってくれた場合、ナニカを残してくれそうだと思わせる方。俳優としての技術だけでなく、心がけだとか、考え方など外部から新鮮な空気を吹き込んでくれる、ということになりますか。
 第三に、ちゃんとした(?)劇団に所属している方。フリーの役者さんは基本的にノーサンキュー。集団を背負っていない方を信頼しません。芝居は集団で創造するものですから。いろいろな芝居に客演しまくっている方もノーサンキュー。その節操の無さが信用を拒ませます。私たちの劇団にしか出来ない良い芝居を一緒に創らなければなりませんから。ウチにもいますが。
 ま、以上はあくまで私の漠然とした基準でありまして、厳密なものでもないわけです。ようするに、だいたい、ステキな役者さんならええわけです。

 今日のターンテーブル。
 ジューシー・グルーヴは70年代後半のウエスト・コースト・サイケとキャプテン・ビーフハート的アヴァンギャルド性を併せ持つバンド。映画「イージーライダー」で有名な曲「ワイルドで行こう」の作者マース・ボンファイアーが在籍している。
 鷹魚剛「蛇行都市」。これはちょっとヒミツにしておこう。
 フレンズは72年イギリスのサイケ・フォーク・ロック。アルバムごとにイサカ、フレンズ、アジャンクール、アリス・スルー・ザ・ルッキング・グラスなどと名を変え続けるる奇妙な癖を持つ。
 フレッシュ・エア、74年アメリカ、オハイオ州のたぶんシンシナティのローカル・バンド。ジャケ表に大きくフレッシュ・エアと書いてあるのに、裏のライナーによると65年に結成されて初めてのアルバム、このLP発売(モチロン自主制作)を機にバンド名をホェイルに改名しますとある。盤を見るとレーベルにはホェイルと書いてある。その下に小さくフレッシュ・エアとも。変なの。内容は、フォーク、カントリー、R&Bなど曲によって様々な影響を感じさせる凡庸なロック。だが、私はこのレコをターンテーブルに乗せると繰り返し何回も聴いてしまう。何曲かはすごくメロディが良いのだ。覚えやすい良い曲なのだ。特筆すべきこともあって、私のフェイバリット楽器メロトロンが多用されているのも、ハートをつかまれる大きな要因となっている。アメリカ版ムーディー・ブルースって感じ。ムーディー・ブルースは私ダメだけど。
 欧米に熱狂的な信者を持つ日本のカルト・バンド、裸のラリーズ「ディーパー・ザン・ザ・ナイト」。
 アンドリュー・クロンショー「グレイト・ダーク・ウォーター」トラッドのコンテンポラリー仕様。芝居で使えるイイ曲あるが、もういらん。
 タッキー・バザード「オールライト・オン・ザ・ライト」ローリング・ストーンズのビル・ワイマンのプロデュース、サイケ・ポップのジ・エンドが改名してハード・ロック化。
posted by yu-gekitai at 00:45| 京都 ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ウチにもいますが、ってよけいなようでよけいでないひと言を、あえて(する必要も無いのですが、気が弱いせいで)釈明させてもらいます。
 あたりまえのことですが、ウチの役者は強い目的意識を持って客演の芝居にとりくんでおります。ナニカを得よう、残してゆこうとしっかり意識しているのは言うまでも有りません。
 さらにそれは、ミーティングでほかの劇団員に意見を求め、全員の了解をえたうえで、客演に出向くというプロセスを経ます。劇団員のだれかひとりでもその客演に反対すればご破算に戻ります。だから、手前味噌でございますが、しっかりとやってくれているはずです。親バカバカバカでしょうかね。それが集団を背負うということです。モチロン、ほかの劇団の俳優さんたちもそう心がけていらしゃるんでしょうけども。
 客演という立場や実態の知れないプロデュース公演などで、経験と技術を得ようとのゲスな根性は直ちに捨ててしまい、自分の信じる集団で身につけた(基礎をふくめて。でも、自分たちのメソドすらもたない集団が多い、はず)演劇的技量でもってテイク・トゥ・テイクのうえでの真剣勝負、その公演に必要不可欠な人材となる、その代価として当然の報酬を得る、それが客演であります。
Posted by キタモト at 2006年01月05日 10:39
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