2018年11月15日

14日(カッコイイ芝居。)

winmail.dat
 夢のなかで芝居を観た。遊劇体の最新作、未来の姿である。いやあホントにカッコ
イイ芝居だった。開演前から客出しまで、まるまる全部、夢のなかでみました。公演
会場は、どこかの大学の古い建物の二階か三階にある、中くらいの大きさの教室。机
と椅子はアクティング・エリアに少し。三方向が窓。カーテンを引かず外光が入って
いる。外は大木の青葉が繁っている。あとは青空。客席は壁側にあり窓に向かう。出
演は遊劇体のメンバーだけ。ただし、私の知らない俳優も劇団員としてそこには存在
していて、全員で十二、三人くらいが舞台に立っている。舞台といっても教室の床。
段差は無い。客席は畳敷き。古畳。私には珍しい未来の日本を描いたSF作品。何らか
の事故か災害か、はたまた戦争かしれないが、ほぼ人類が滅亡した世界での、少数の
生き残った日本人の話。非常に政治的な内容であり、切なく泣きたくなるような悲し
い人々の懺悔、怒り、諦念に支配された世界。徹底して会話劇で、俳優はほぼ動かな
い。見事に台詞を操る俳優たち。ごくたまに、うねるような全体の動きがあり、ミザ
ンスに変化が起こる。それは三方から差し込む太陽光線と雲との関係や大木と風との
関係に連動する。ラスト近く、陽が落ち、目がくらむような夕焼け、そしてオーロラ
の乱舞。やはりこの地球になにか大変なことが起こったのだ。ニンゲンの存在の哀し
さ、地球へのレクイエムを奏でるような、凄いラストシーン。俳優はピクリとも動か
ない。窓の外が暗黒に落ちる。音楽はロリー・ギャラガーの「100万マイルも離れ
て」。拍手。私、ありがとうございましたっ! と暗闇の中で叫ぶ。客出し。ワンサ
カのお客さんが教室から出てきて絶賛している。

 客出しの最中、マユミさんの足音で目が覚める。頭の中ではまだロリー・ギャラ
ガーが鳴っている。凄いものを観たとドキドキした。夢のなかでたっぷりと体験した
遊劇体の未来の演劇。カッコイイ。
posted by yu-gekitai at 09:37| 京都 ☁| Comment(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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