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未来ワークスタジオにて。
いやあ、さすがでんなあ。オモシロいですよ。本日、公開稽古に7時間半も参加し
て、まずイチバンに感じたことは、清水邦夫さんの『署名人』を演出される南出謙吾
さんと、秋元松代さんの『ことづけ』を演出される森本洋史さんの、資質の違いが、
両極端で、どちらも面白い出来栄えが期待できるということ。15日、16日の本番はみ
なさん期待していただいてよいですよ。
かたや正統派(どちらがとは言わない)と、かたや、なんだろうなあ、アヴァンギャ
ルドかなあ、まあ、ものすごい異なるふたりの演出家と、その座組、いわゆる出演者
のみなさんが表出するベクトルの大いなる差異、演出者の視覚的なこだわりや位相に
対する意識など、作品そのものはもちろんですが、ふたつの座組が異種格闘技のバト
ルをくりひろげるかのごとく(別に戦うわけじゃないけど)、楽しめる2本立てと
なっております。これにシンポジウムもついてたぶん正味3時間以上もあって、それ
で1000円は超お得ですよ。
本日は私、秋元松代さんの公開稽古&ディスカッションの講師という名のもとに参加
したのですが、なんも考えて無かったですよ。先に清水邦夫さんのほうの講師をされ
る森下昌秀さんが劇作家清水邦夫について熱心なレクチャーをながながとされたので
びっくりしてしまい、私も仕方なく秋元松代さんについての講義を、・・・でけるわ
けないやろっ! 適当にウマウマと漫談で乗り切りましたよ。演出者協会のセミナー
やから今日提示された演出をメインに語るのかな、と思っていました。勘違いです
か?
本番の日も私、両日ともにシンポジウムの司会者として登場いたしますので、私のマ
ヌケぶりも、どうぞお楽しみください。
2020年02月11日
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