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最近体力がなくなってきたと顕著に感じるのだ。息が上がりやすいと感じるのはマ
スクのせいか。マスク嫌い、イヤといっても、付けなしょうがないという辛さ。
で、顕著に感じているというのは、お酒についてである。ひとりでオウチで呑むとき
は、ちょうどええ加減で、杯を終えることができる。でも、稽古終わりだとか、単な
る呑み会だとか、楽しく呑むとブレーキが利かないのである。それどころか、昨晩を
例にとると、こんなことになっちゃうのである。昨晩はヒミツの場所で呑ませていた
だいた。こんなご時世なのにすみませんでした。
私は最初のうちは、ほぼイチバンにビールのお代わりをするくらいペースが速い。
ビールをいくらかいただいてから日本酒になるのだが、注いでいただくとそのつど口
にするし、一定ペースで身体が受け付けなくなるまで口に運び続けている。しかも、
昨晩は若い俳優さんたちもいたので、アテにはほとんど手を付けなかった。稽古への
緊張のため、昼ご飯も晩ご飯も食べなかったのに。記憶にあるのは、ポテトサラダひ
とつまみとアン肝のみ。アン肝は結構食べたけど。
しこたま飲んで、さてオウチに帰るのであるが、たいていは呑みすぎたときほど、た
だでは帰らないのだ。ウチに帰り着くまでに、どこかに立ち寄ってしまうことが多い
のだ。昨晩は(正確には日付は今日だけど)こんなご時世なので、コンビニで缶ビー
ルのロング(正確にはリキュールだよ)を2本購入した。深夜、ウチに帰ってから、
さらに呑み続けるためにである。愛する家族の寝静まった家の台所で、呑み続けるの
である。ひとりになったことで、まったく忘れてしまっていた敗北感がよみがえって
くる、まあちょっとだけだけれど。負け犬感覚を卑屈に楽しみ味わいながら、呑み続
けてしまうのである。
そして次の朝、目が覚めてからがしんどい。ああ、ダメな呑み方をしたと反省するの
である。次の日に影響を残すような呑み方はやめようと何度思ったことか。もう、や
めよう、こんな呑み方。このご時世に逆らわず、おとなしくしていよう、稽古場通い
が始まっているけど、せめて一週間に一度だけにしようと、反省したのである。
2020年12月17日
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