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前回公演の反省会。誤解を招くといけませんから書きますが、反省は特にしてはお
りませんが、次回はさらにより良い作品創りができますように、というディスカッ
ションです。公開はできませんが、重要な方針を示すことになりました。
で、本日の重要課題は、次回公演についてです。まず、決まったことは、劇場をひ
とつに絞って、11月下旬以降、再来年3月までのあいだに公演をやる。いい方を変え
ると、1年以上先まで公演を打たないということ。その劇場が仮に不都合だとなれ
ば、ほかの劇場での前倒し日程はあるかな。
上演作品については、私が提案した「泉鏡花戯曲拾遺集 第1集〜第4集」と「泉鏡花
翻訳戯曲 ハウプトマン作『沈鐘』 第1回〜第4回」は、本公演には向かないようで、
ライヴハウスとか極小さい空間、劇場ではない空間向きかなあ。8回分の公演として
大丈夫だと私は思っているのだけれど、なんかTheatre E9 Kyoto とかウイング
フィールドとかの空間向きじゃないのだよなあ。なんでかわからんけど。ましてやア
イホールさんでもないなあ。私の知っている劇場はそれくらいで。ルンチェルンバが
あったらなあ。あ、そうそう、京都府立文化芸術会館の和室もいいかも。神社とか寺
院だとか、野外でもいいんだよなあ、やりたいなあ。
上演作品をどうするかだけれどそれは、私の新作に決まった。私の中では候補とし
て、すでに書き終えて何年も寝かせてある『金色夜叉ヶ池』(ウイングフィールドも
しくは大劇場向き)か、熊取ゆうゆう大学でリーディングする『蟻通異聞』の遊劇体
ヴァージョンにするか、まだ書き始めていない『灯灯ぶらぶら』にするかの選択肢が
あったのだけれども、今いちばん熱い思いを抱けるのは自身を主人公にした(誤解を
招くけれど、あくまでフィクション、創作でありますよ)『灯灯ぶらぶら』なので、
それにさせていただいた。ただし、タイトルの読み仮名を変更されました。「ちんち
んぶらぶら」であったのですが、理由はわからないのですがダメというお墨付きで、
『灯灯ふらふら(とうとうふらふら)』と、なかば強制的に変更となりました。なん
か、とうとうふらふら、って、人生にも何もかにも疲れ果ててクタクタになったみた
いな感じで、ちょっと良いかなあと思い始めています。
それから、とてつもなくうれしいことがありました。劇団員がひとり増えたのです。
初めてコトバを交わしてから28年。まさか一緒に、遊劇体で芝居創りができるように
なるとは。どうぞよろしくお願いします。
2021年10月13日
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