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〈本読み〉とは作者が自身で読んで聴いてもらうこと。こんな芝居だよ、というふ
うに。演出プランもつけたしつけたしで、熊取町町民会館ホールの舞台上にひとり立
ち、私が読む。初めて、全体の流れを声で聴いて知るのだ。今回は私自身の声で。
だけど、読み始めてすぐに、イライラしてきた。あかん、こんなんじゃない、書き直
したい! 書き直さねば。読み始めてすぐにそう思い始めて、頭のなかは、どこをど
う書き直すとかばかりを考えている、という具合。最低な〈本読み〉。
遊劇体の稽古では〈本読み〉は、ない。すぐに俳優たちによる〈読み合わせ〉だ。そ
の時も、あかん、つまらん、こんなんじゃない、書き直したいって思う。て、いつも
通りか。
2022年07月11日
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