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社会人としての定年の年齢はすでに通過しているのに、いまだに大学や養成所や熊取
ゆうゆう大学も含めて、普通に当たり前に講義やレッスンなんぞを担当させていただ
いてはいますけれど、今日みたいなワークショップは久しぶり。つまり何が久しぶり
かと申しますと、たった1日、数時間でなんらかの結末をつけなきゃならないという
単品メニューが。
プロデューサーはパンダさん。私が、熊取ゆうゆう大学でやらせていただいている朗
読劇の発表公演が、シニアを中心とした一般市民の公演としては、みなさんの演技が
あまりに素晴らしいので、私がどんな魔法を使っているのかを解き明かしたかったよ
うだ。熊取ゆうゆう大学では、10日間2時間ずつ、11日目に舞台稽古2時間、そして12
日目の発表公演当日のゲネプロと抜き稽古会わせて2時間の、すべてを合計して24時
間、で、お客さんの前で演じていただく。それを2時間30分でやれ、というミッショ
ン。
あらかじめ進行表は作りましたが、もう必死ですよ。ありがたいことでありますが、
予想よりも大勢の最大人数になってしまったことで、より時間が必要になること必至
なわけでして。それでも、いろいろな幸運がかさなって、たとえば参加者のみなさん
がまっすぐに素直な方ばかりで、至極熱心であったこと、私が参加者のみなさんに
やっていただく予定にしていた〈長短音〉の発声稽古を失念してしまったことなど
で、時間内ギリギリで終了できました。受講して下さった方々の朗読から、私が伝え
たいことがらを計画通り、いくつもうまく引き出せたこと、これは幸運でした。私と
しましてはかなり危険な綱渡りでしたけれど。熊取ゆうゆう大学のメニューでいえ
ば、7日目あたりまででしたけれど、まあいいでしょう。
「お粗末さまでしたっ!」、
って一礼して終わらせていただきました。息が上がっておりましたよ。
2023年03月11日
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