2023年12月22日

21日(『パリ, テキサス』を観た。)

1984年、西ドイツ+フランス合作映画、脚本 L・M・キット・カーソン+サム・シェ
パード、監督 ヴィム・ヴェンダース、音楽 ライ・クーダー、第37回カンヌ映画祭グ
ランプリ受賞作(今ではパルム・ドールと呼ぶ方が一般的のようです)。

孤独、不安、焦燥に彩られた登場人物たち。それは愛に苦しんでいるがゆえに、だ。
7歳の少年ハンターを演じるハンター・カーソンくんが素晴らしすぎる。彼は脚本家
の息子さんだそう。全編にわたるライ・クーダーのスライド・ギター。ドイツ人監督
によるアメリカの原風景。2時間半近くもあるが、ストーリーはいたってシンプル
だ。ラストは、やっぱり泣いてしまいました。サム・シェパードの原作本は持ってい
るはずなので、倉庫から探し出して、もう一度読んでみよう。
日本でのタイト表記は『パリ, テクサス』だけど、韻を踏んで『パリス, テキサス』
であるべきだと思った。別にフランスのパリは関係ないんだし。
posted by yu-gekitai at 08:59| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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