1969年、アメリカ映画、製作 ピーター・フォンダ、脚本 ピーター・フォンダ+デニ
ス・ホッパー+テリー・サザーン、監督 デニス・ホッパー。すでに何度か観ている
のであの衝撃のラスト・シーンは知っている。それゆえか、うら寂しい気分で観た。
悪い意味ではない。
一般人の異物(ヒッピー)を見る目がすごくいやらしい。『七人の侍』の百姓が、侍
を見る目とどこかしら似ているようにも思われた。一般人の方が社会的に強い存在で
あることがこの映画の悲劇性だと思う。
何度見ても、主人公たちがなぜマルディグラを目指すのか、私にはわからないまま
だ。それもまた彼らが望んでいる自由と同じで、意味などないのかもしれない。
2024年01月28日
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