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1989年、アメリカ映画、脚本+監督 ジム・ジャームッシュ、89年のカンヌ映画祭
で、最優秀芸術貢献賞というのを受賞している。
構成がオモシロく、3組の登場人物たちのそれぞれの出来事が、オムニバス形式で描
かれるのですが、各3つのストーリが同時進行しており、お互いに影響しあうという
カラクリ。ただ、ドラマとしては、そんな大した内容ではないように私は思った。
俳優として、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスやザ・クラッシュのジョー・ストラ
マーが出演しているし、音楽はラウンジ・リザーズのジョン・ルーリーだし、エル
ヴィス・プレスリー(工藤夕貴がファン)、カール・パーキンス(永瀬正敏がファ
ン)、サン・スタジオ(エルヴィスやカール・パーキンスが録音したスタジオ)など
も、ドラマのちょっとしたピースになってはいるし、音楽映画としての要素もある。
夜のメンフィスのうら寂しさに郷愁がつのる。
私は、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスがわりと好きでLPも持っていますが、「お
前を呪ってやるぜ」はカッコいいですし、「便秘のブルース」は爆笑もの。みなさん
(いったい誰?)、よかったら聴いてみてください。
2024年01月28日
この記事へのコメント
ロックンロールの映画ですよね。
Posted by ロックンローラー at 2024年02月10日 06:25
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