winmail.dat
今日の稽古には、私は不参加。今は、台詞を入れてもらいながら、動線と立ち位置を
探り当てようとする自主稽古の時間のほうが大切。私不在のほうが稽古の効率が上が
る。稽古場には3回に1回くらいの登場でよいといってくれた劇団員もいるが、稽古が
あるのに稽古場に行かないと、どうにも落ち着かない。冷静に考えれば、次回の稽古
も休んだほうが良いと考えるが、きっと稽古場に行ってしまうのだろうな。極力、口
を開けないように注意したい。いや、休もう。私はまだ不要だ。要するに、もう、演
出的な方針は、伝えているし、俳優たちだけでクリエイションできるのだから。だけ
ど私がいると、余計な口出しをしないように、と思っていても、つい口がすべってし
まう。邪魔者になっているに違いない。スタッフさんのいる日だけでよいだろう。そ
う考えて、勇気をもって、「休みます」ということにしたい。
明日は、もうひとつ公演に向けて稽古中の、『日輪草』の稽古日なんだけど、私は2
回に1回弱のペースで稽古に参加している。私は、明日で8回目の稽古場参加となる。
俳優のみなさんは、私の2倍以上の稽古日をこなしている。私が演出的な宿題を出し
て、次の稽古では私抜きでそれをこなして、そして前へと進む。そんな案配だ。この
集団は、私が8年間続けてきた熊取ゆうゆう大学〈俳優・演劇講座〉の修了生たちに
よる結成で、9月29日に旗揚げ公演を打つ。劇団員7人中4人は私よりも年上の、シニ
アばかりの劇団だ。日輪草のほうは、遊劇体とは真逆で、台詞から動き、動線、ミザ
ンス、すべてにおいて、私がつける。それもまた楽しい。
ところで、熊取ゆうゆう大学〈俳優・演劇講座〉ですが、そこから劇団が誕生した
(旗揚げはまだだけど)ということもあって、発表公演を持つ講座は終了、演技ワー
クショップということに姿を変えることとあいなった。
2024年05月29日
この記事へのコメント
訂正します。日輪草の劇団員は8名でした。すみませんでした。そのうち5人が、私より年上かな。
Posted by キタモト at 2024年05月29日 22:23
コメントを書く
この記事へのトラックバック