2024年08月12日

11日(『九十九本目の生娘』を観た。)

監督・曲谷守平、原作・大河内常平、脚本・高久進+藤島二郎、59年、新東宝。

封印作品ということで、なかなかお目にかかることのできなかったカルト映画。自主
規制の理由は、山岳民族(山窩)を、独自の因習にとらわれた無知蒙昧の狂気集団と
して扱っているためだろう。ツッコミどころは満載ではあるが、全体の流れにテンポ
もあり、山窩と警官隊との山奥での大戦争はなかなかの迫力だった。たくさんの人が
死ぬ。なんだかおかしなラストだが、軽いお色気と怪奇性残酷性がないまぜになっ
て、最初から最後まで楽しめる映画だった。シネ・ヌーヴォにて。
posted by yu-gekitai at 09:28| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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