2025年03月04日

4日(謎の台本が出てきた。)

ほとんど使っていない、というか使えない状態の、本とレコードであふれかえった自
室がある。何年も以前から、リヴィングルームのパソコンに向かってが、仕事場に
なっている。その、ゴミ屋敷めいた自室で、ちょっと、他愛のないものを探してい
た。そしたら、見覚えのない台本が出てきた。私の字だ。手書きである。タイトルの
下に、キタモトマサヤと書いてある。え? 未上演戯曲か! と驚いた。『演劇の作り
方』というタイトルで、登場人物は女の子ばかり。ぱらぱらと読んでも、覚えがな
い。何枚か読みすすめて、ラストシーンを確認したりしたら、やっと合点がいった。

私は、というか遊劇体は、約8年くらい、鏡花さんをはじめとして、既成の戯曲ばか
りで公演を続けていた。私はその間、戯曲を全く書いていないということになってい
るが、実は、高校生のための台本を5曲ほど書き下ろしているのだった。そのうちの
ひとつだった。記憶が甦ってきた。確かアレは良い舞台だった。オモシロかった。捨
てるのが惜しいな。どうしよう。



以下、絶賛稽古中です。良い舞台どころか、すごい舞台になりそうな予感。



朗読劇『あのころはフリードリヒがいた』(岩波書店・刊)

作 ハンス・ペーター・リヒター

訳 上田真而子

上演台本+演出 キタモトマサヤ



第4回大阪演劇見本市「垣根を越えて!〜Across The Border〜」

3月30日(日)

第1部 13時開演

第2部 16時30分開演

扇町ミュージアムキューブ CUBE01にて



一人芝居『レビー隊長とMr.パーキンソン』

作 イシワキキヨシ、演出+出演 井之上淳



との抱き合わせで。
posted by yu-gekitai at 15:10| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック