2025年11月30日

29日(関西芸術座を観た。)

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『病は気から』原作・モリエール、訳・鈴木力衛、翻案上演台本+演出・松寺千恵
美、ABCホールにて。大阪弁での上演で、これはピッコロ劇団がシリーズ(といって
も2作品か?)で行ってきた企画と同一。そのことに少し違和感を感じるのは私だけ
だろうか。ピッコロ劇団のそのシリーズを主導してきた孫高宏氏と呑んだとき、モリ
エール作品は大阪弁で上演したら吉本新喜劇になる、というお話をしたようなしな
かったような記憶がある。要するに、モリエール作品は吉本新喜劇の源流である、と
そのとき認定したわけで、本公演も吉本新喜劇の核心を純粋培養したような舞台と
なっていて、わが意を得たり、という気持ちになった。

堅実な演技で、聞きやすくわかりやすく、だれもが楽しめる舞台には違いないが、ま
たしてもそこに違和感を感じるのは、毒気や強烈な批評精神などが、大阪弁にもかか
わらず薄味であったことによるだろうか。もっと突っ込んでいえば、なぜ今、この作
品を見せられているのかが不分明であったことによるのだろう。

17世紀パリのお金持ちの衣装は、時代考証ありきで生み出されたものかどうかは私に
はわからないけれども、素晴らしさ見事さは特筆に値するだろう(上田安子服飾専門
学校・舞台衣装専攻)。
posted by yu-gekitai at 09:55| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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