2025年09月28日

26日(劇団道化座を観た。)

『母の肖像』作・渡辺鶴(須永克彦)、脚色+演出・おおやかづき、兵庫県立芸術文
化センターにて。

神戸を舞台に、戦後から震災前までの昭和・平成の時代を、主人公の母への視点で振
り返るというコンセプト。スケッチの前半部と、主要登場人物が年を経てからの、あ
の頃は、の同窓会的な昔語りの後半部。

俳優さんの演技は安定しているし、三演を重ねる舞台なので、スタッフ・ワークもそ
つがない。良いものを観劇したような気分になれそうだが、そうはならないのには、
ちゃんと理由がある。野暮なことだと思うので、それはここには記さない。
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2025年09月14日

14日(くまとり劇倶楽部 日輪草の稽古は佳境に入りましたよ。)

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こんなことありませんか?

さるお店に入って腰をおろして、日本酒を頼みましたら、「お湯割りにしますか、水
割りにしますか」と店員さんに問われたこと。

私はあります。



さて、くまとり劇倶楽部 日輪草の公演が、いよいよ迫ってきました。



『あしたは晴れる〜私たちの演劇の作り方〜』

2025年10月26日(日)

13:30開場 14:00開演

国指定重要文化財 中家住宅にて(JR熊取駅下車徒歩ゆっくり15分)

作+演出・キタモトマサヤ

音響・大西博樹

出演・あずみ+木っ端+KAORU+KATSUYO+風見鶏大+野口幸子+
キタモトマサヤ(推定平均年齢68歳です)

入場料金・1000円(前売り予約のみ。当日券はありません)

予約Mail・ koppa31@gmail.com



あと、私への直接のご予約もオッケーです。



日を重ねるごとに稽古の厳しさも増してきました。鬼の演出家となっております。

さらに、私も出演します。

まあ、いってみれば典型的なメタ演劇です。全体がアヴァンギャルドで入り組んだ構
造のコントのような感じで、出演者のみなさん、ムツカシクて大変です。お客さんも
混乱して、アタマがオカシクなるでしょう。

是非、観にきてくださいませ。

よろしくお願いします。
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2025年09月02日

31日(劇団五期会を観た。)

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『歌姫』作・宅間孝行、演出・井之上淳、谷町劇場にて。

こんなヤツいてへんやろ、とか、こんな反応はオカシイやろとか、ツッコミどころが
多い台本だが、作者独自の美学がそうさせているのだと理解することにした。吉本新
喜劇の文芸版(文学版ではない)ということだろう。

中堅から若手俳優、プラス新人3人を配したキャスティングが見事。そのなかにどー
んと一枚、尾崎磨基さんを据えて、若手劇団にはないバランス感覚を保っている。扇
の要に尾崎磨基さんを据えることで若手俳優にとっても、大きな安心感を持たせるこ
とができただろう。さてこの舞台のイチバンの感想は、俳優陣の充実、ということに
尽きる。パワー重視のストレートな演技で単純な人物造形であるのだけれども、全て
の登場人物が、愛せるのだ。そもそもこの、愛せる、という感覚の所在は、戯曲にあ
るのか、演出者のプランにあったのかはわからないが、俳優たちがこのお芝居が好き
で好きでたまらないという気持ちがしっかりと伝わるし、きっと素晴らしく良い稽古
場での時間だったのだろうと想像させられる。とくに勝村愛さんの進境著しさをここ
に書き留めておきたい。

私ごとになるのだけれど、出演俳優14名のうち、新人の方ひとりを除いた13名の方
と、かつてご一緒させていただいたことがあることに驚きと感慨。その節はお世話に
なりました。みなさんの熱い演技に私の胸も熱くなりました。そして宅間氏の戯曲に
も、まんまと乗せられました。悔しいけれど熱いものがこぼれ、ませんでしたが、決
壊寸前でおました。

空間をうまく使い切った舞台美術もほめられてよいだろう。

劇団五期会の若手俳優の充実ぶりは、今後の劇団の躍進を大いに期待させる。
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2025年09月01日

30日(劇団コーロを観た。)

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『モモ』原作・ミヒャエル・エンデ、脚色+演出・棚瀬美幸、クレオ大阪南にて。

私が大学生だったころ、クラス内で、「『モモ』読んだ?」なんて会話があった。な
んせ文学部だったもので。ベストセラーだそうで、耳にする評判も高かった。箱入り
のステキな色合いの本を買った。読んだ。私の感想は、ツマラナイ、だった。『星の
王子さま』とは比べるべくもない。なんでこれがほめられるんだろう、と思った。筒
井康隆(私ン家の遠縁にあたるそうだ)や都筑道夫さんがひいきだったころだ。作者
エンデの思想は理解できるし少しは共感もできる。でもモノガタリは、ストーリーを
運ぶためのご都合主義のようで、作者が短い文章で示した方がわかりよさそうなもの
だ、と思った。本は読み終えてすぐに古本屋で換金した(か、友人に進呈したか、
だ)。本棚に並べておく気にもならなかったのだ。

そのモノガタリが原作の舞台。

舞台は6枚の出入り自由な白っぽい布が、ゆるやかなアールを描いて客席を向いてい
る。それが影絵を写したり映像のスクリーンにもなったりする。歌があり、ダンスが
あり、人形操作がありで、視覚的にも楽しい。音響の使用も秀逸で、70分の上演時間
にリズムとテンポを与える。異世界を彩る照明の美しさは、舞台そのものをインスタ
レーション作品として機能させたといってよい。俳優はモモ以外を5人で22役演じわ
ける。盛りだくさんである。観るべきものはたくさんある。しかしドラマの柱が伴わ
ないような気がした。ストーリーの優位性に甘んじてしまっている。本を読んだ時と
同様の感覚。それはひとえに私と『モモ』との相性の悪さの再発見であった。

俳優ではモモを演じたみやちともこさんの無垢でしなやかな演技に魅かれたが、6人
全員がほめられてよいと思う。

「遊び」や「モノガタリ」をするニンゲンとしての時間、なんて台詞があったと記憶
しているが(あいまいです。すみません)、観客席にいる時間こそがそれであったと
思うし、その時間を与えてくれたこの作品には謝意を示しておきたい。特に、俳優6
人という少人数での見せ方に、大変な困難と苦労が伴ったであろう脚色演出の棚瀬美
幸さんとスタッフのみなさん、お察しします。ご苦労さまでした。
posted by yu-gekitai at 10:52| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年08月24日

21日(大阪劇団協議会劇フェス2025前夜祭に参加した。)

winmail.dat

前夜祭パーティーは楽しかったです。スピーチも長すぎてごめんなさい。はしゃぎす
ぎてしまいました。谷町劇場にて。

で、散会後の退出間際に教えていただいたのですが、谷町劇場の掲示スペースに、テ
アトロ誌9月号のあるページのコピーが張り出してあって、驚き。3月に上演した
『あのころはフリードリヒがいた』が、今年の上半期のベスト作品に選ばれていたの
でした。谷町劇場を運営する劇団大阪に所属する篠原くんも出演しておりましたか
ら、掲示されていたのでありましょう。なんも知らんかったわ。9月号ということは
つい数日前の発売かな。

〈おくまん〉での二次会では私、審査委員であるという立場と、ベスト1作品の演出
者であるという高揚感で、なんか、もしかしたらエラそうな態度で話していたような
気がして、ひとりになってから恥ずかしくなって、ドヨーンと落ち込みました。

posted by yu-gekitai at 09:53| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年08月01日

31日(継続&再演。)

熊取町文化ホールから電話をいただき、第2回目の「伝承横山音頭大会」開催のオ
ファーをいただきました。今年と同じ時期。お盆の3週間ほど前。やるしかない。あ
りがたいことです。

また、今年の3月に、大阪演劇見本市にて上演された『あのころはフリードリヒがい
た』の、再演がありそうです。ありがたいことです。
posted by yu-gekitai at 07:41| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月31日

30日(劇団第一主義を観た。)

winmail.dat
『熊野(「近代能楽集」より)』作・三島由紀夫、演出・沢渡健太郎、STAGE+PLUSに
て。

私にとっては、長年にわたって演出してみたいとふとこっている(西村賢太さんのい
いまわしでおます)「近代能楽集」からの珠玉の一編。沢渡さんの演出からは、戯曲
との格闘の跡がしっかりと見える。空間にもテンションが張り巡らされていて毅然と
していて好ましい。ドラマを構築する手つきもあざやかだ。戯曲が素晴らしいので安
心して楽しめた。だがしかし、演出者に些細な迷いがなかったか、という思いはぬぐ
えない。具体的には俳優の演技と衣装についてだが、どこかバランスを欠いているよ
うに感じたのは私だけだろうか。

posted by yu-gekitai at 11:28| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月28日

27日(伝承横山音頭大会は無事に終了しました。)

winmail.dat
私の企画+構成+演出+司会進行+鼎談ではファシリテーター+舞台監督と、ウソで
しょ、てな具合です。今日が近づいてきてからは、舞台監督として、タイヘンでし
た。特に今日は、24人の出演者さんとの場当りも進めなくてはならないし、舞台と3
つの楽屋をいったりきたり。あっという間に開演して、あっという間に終演して。そ
れにしても、延々50分の横山音頭、大迫力で素晴らしかった。

開場を10分早めるほどお客さんがきてくださり、最後には拍手喝采。だれもが認める
大成功に、来年も、第2回を開催することが決まってしまったようです。私はもう知
らんよ。
posted by yu-gekitai at 09:32| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月26日

26日(明日です。「伝承横山音頭大会」。)


7月27日(日)14:00開演(13:30 開場)
熊取町文化ホール(キテーネホール)にて

JR熊取駅下車、のどかな田舎道を歩いて20分です
入場無料・申込不要(ふらっときてください)

第1部 横山音頭研究者による鼎談(となっておりますが、実際には、横山音頭音頭取
り名人と横山音頭愛好家によるよもやま話)
第2部 横山音頭盆踊り振り付けレクチャー
第3部 横山音頭口演「阿波の鳴門 八つ目 順礼子別れ唄の段」



出演
音頭 河合一良+河合慶治
囃子 阪上知子+平井愛弓
踊り子 みえの会
振付指導 中西実恵
企画+構成+司会進行 キタモトマサヤ
posted by yu-gekitai at 08:59| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月22日

22日(「伝承横山音頭大会」公演まで、あと5日。)

迫ってきました。



伝承横山音頭大会〜熊取の盆踊りで歌われる横山音頭とは?〜



熊取町内の各地区の盆踊り大会で歌い継がれてきた〈横山音頭〉。

子供の頃、60年も昔の私の記憶です。割れたスピーカーから響き渡る音頭に導かれ、
提灯のうすぼんやり光る道筋を歩むと、暗がりのその先の闇とともに、盆踊りの櫓が
姿を現わします。それは異次元体験。そこは非日常の空間でした。仮装大会での異形
の人びとの姿が今も瞼の裏に焼き付いています。寝床に入ってからも明け方まで遠く
聴こえる音頭が、寝苦しい盛夏の子守歌でもありました。

私は、熊取に生まれたのに、2006年になるまで、その音頭の呼称すら知らずにいまし
た。それは20歳からの25年間、熊取を離れて暮らしたので、知る機会がなかったとい
うことかもしれません。

〈横山音頭〉は、江戸時代末期から明治時代にはすでに歌われていたということで
す。堺市南部から泉佐野市南部までの山に面した地域(ゆえに横山)に分布したらし
いのですが、現在では熊取町全域と貝塚市山間部の一部でのみに残っているだけなの
だそうです。生物において絶滅危惧種という言い方があるように、伝統芸能としては
まさに、消滅の危機に瀕しているのではと憂うばかりです。

伝承、ということばがあります。社会や集団のなかで、風習や芸能を受け継いで後世
に伝えていく、という意味です。今回、横山音頭を披露してくださる河合一良さん
は、熊取ゆうゆう大学の講座などでも、〈伝承横山音頭〉と称して後進の指導に当た
られておられます。

みなさん、今一度〈横山音頭〉とはなんなのか、熊取町文化ホールに確かめにきませ
んか?

この夏の盆踊りが今までとは一味違って感じられるようになるかもしれません。



7月27日(日)

14:00開演(13:30 開場)

熊取町文化ホールにて

入場無料・申込不要



第1部 横山音頭研究者による鼎談(となっておりますが、実際には、横山
音頭音頭取り名人と横山音頭愛好家によるよもやま話)

第2部 横山音頭盆踊り振り付けレクチャー

第3部 横山音頭口演「阿波の鳴門 八つ目 順礼子別れ唄の段」



音頭 河合一良+河合慶治

囃子 阪上知子+平井愛弓

踊り子 みえの会

振付指導 中西実恵



企画+構成 キタモトマサヤ



入場無料ですので、チケットが何枚売れたとかありませんし、予約申込も不要にた
め、どれだけのお客さまがきてくださるか、まったく予想がつきません。

観客席がガラガラ、という悪夢に苛まれて、眠れない日々をおくっています。



どうぞお時間があればよろしくお願いします。
posted by yu-gekitai at 09:11| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月13日

12日(遊劇体ミーティング。)

天満橋の「おくまん」にて。ミーティングというより呑み会ですか。それぞれの近況
報告など。楽しかったっす。
posted by yu-gekitai at 17:58| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月10日

9日(日本演出者協会関西ブロック総会に出席した。)

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劇団未来ワークスタジオにて。私は、気持ち的には、傍観者という立場で参加させて
いただいた。コロナ禍以降、総会や役員会はオンライン、ZOOMというんですか、それ
での開催となってしまったため、私は役員任期期間中にもかかわらず、辞任させてい
ただいた。 パソコンの画面を通して会話するということが、気持ち悪
くてできなない、という理由でだ。アタマイタナルんですわ。しかし今回、一箇所に
集まって対面で行われる、ということで、自身のオトシマエをつけるつもりで参加し
た。

一般社団法人という団体としての活動の大変さと、より厳しさの増した現状を再認識
できた。新役員のみなさんの奮闘、ご健闘を願うばかりだ。終了後の打ち上げも参
加。今回、再度の関西ブロック代表に就任された、わかぎゑふさんをはじめ、笠井友
仁さん、島守辰明さん、井之上淳さん、しまよしみちさん、田中孝弥さん、山口浩章
氏などと、ちょっとずつでもおしゃべりできて楽しかったです。
posted by yu-gekitai at 15:09| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月15日

14日(劇団往来を観た。)

winmail.dat
『甘梨 Accidental Offside』作+演出 小鉢誠治A、インディペンデントシアター
2ndにて。

女優さんたちの熱演の光る舞台。往来さんは声を張るのでホント熱い。孤島を舞台に
した密室連続殺人事件という、クローズド・サークル・ミステリー・ドラマ、と思い
きや、それは設定の枠組みだけで、事件の真の内容は〈狂気が引き起こした〉複数の
犯罪というもので、実際にはミステリーというよりホラーだと理解した。しかもすべ
ての殺人行為をしっかりと見せる演出。それらの点が評価の分かれ目だろうと思いま
す。

興味深かったのは、時間を分割、相前後させる方法で見せる芝居全体の流れ。混乱し
た観客や、なんでそんなことするの、と疑問に思う方もいるかもしれないけれども、
私は好きです。
posted by yu-gekitai at 09:26| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月05日

5日(のたり、のたり。)

「のたりのたり」という菓子を食った。
posted by yu-gekitai at 14:53| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月03日

1日(劇団未来を観た。)

『来訪者』原作 J・B・プリーストリー、脚本+演出 しまよしみち、未来ワークスタ
ジオにて。

原作は英国の作家プリーストリーの『警視の来訪、』というより『夜の訪問者』とい
う題名の方が広く知られているかもしれない。

まだ6ステージも残っているので、ネタバレは避けますが、岩波文庫の表紙にはこう
ある。「息もつかせぬ展開と最後に用意された大どんでん返し―何度も上演され、映
画化された、イギリスの劇作家プリーストリー(1894‐1984)の代表作。舞台は裕福な
実業家の家庭、娘の婚約を祝う一家団欒の夜に警部を名乗る男が訪れて、ある貧しい
若い女性が自殺したことを告げ、全員がそのことに深く関わっていることを暴いてゆ
く…。」

推理戯曲ということなんだろうけれど、とらえ方によっては、つまり演出の解釈に
よっては、コメディーにもなり、ホラーにもなり、社会派にもなる。

しまさんの演出は、舞台を昭和初期の大阪に移しかえての関西弁での上演。まさに岩
波文庫のアオリ文句そのままに「息もつかせぬ展開と最後に用意された大どんでん返
し」。1時間45分があっという間の出来事でした。私は、社会派コメディのミステ
リーとして観劇していたのですが、ラストの予想もできない展開に予想通りぎょっと
させられました(は?)。深い余韻が残る。俳優の演技も関西弁でありながら節度を
保ち好感度が高い。
posted by yu-gekitai at 08:45| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月13日

13日(新作台本書きました。)

4日間で書き上げました。自分の天才ぶりに驚いてます(笑)。まだ読み返していな
いけれど、いいんじゃないでしょうか。『なんじゃ主水』の会話が停滞する(じつは
巧妙に計算されているのですよ)つじつまの合わない会話劇や、古くは『演劇×世界
〜世界は恋人たちを愛してい〜』のコラージュ劇ともまた違った問題作です。メタ演
劇。演劇であるための演劇。『あしたは晴れる』というタイトルです。400時詰め原
稿用紙で47枚、50分くらいの上演時間になると思います。



くまとり劇倶楽部日輪草 第2回公演

『あしたは晴れる〜私たちの演劇の作り方〜』

10月26日(日)14時開演予定

国指定重要文化財 中家住宅にて



今日から稽古がはじまります。今日の本読みが(私が読む)今から楽しみでもあり不
安でもあり。
posted by yu-gekitai at 14:55| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月02日

1日(『ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜』を観た。)

監督・信友直子、製作・フジテレビ+ネツゲン+関西テレビ+信友家、2022年日本映
画。2018年の『ぼけますから、よろしくお願いします。』の続編。アルツハイマー病
を患った母を懸命に介護する90歳台の父。両親を見つめる監督の視点で、ニンゲンと
いうものの偽らざる姿に感動させられる。本作では、前作以上に、老いと核家族化の
厳しさを突きつけられる。いやでも自分自身を投影してしまう。夫婦、親子、地域社
会といったものの暖かさ、性善説というものが基調にあるが、この映画から見えない
ものもあることは確かで、そちらが気にかかる。〈なめくじ酒場〉にて。

このブログに記し忘れていましたけれど、2年くらい前に『ぼけますから、よろしく
お願いします。』も観ている。
posted by yu-gekitai at 09:24| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月02日

30日(『あのころはフリードリヒがいた』終了しました。)

winmail.dat
第4回大阪演劇見本市

観劇感激KANGEKIプロジェクト

Across the border 垣根を越えて!

主催・関西演劇振興会議(関西俳優協議会と大阪劇団協議会でなる組織だそうです、
よお知らんけど)



というイヴェントで上演いたしました『あのころはフリードリヒがいた』、無事に舞
台を終えることができました。主催者側のみなさん、出演者およびスタッフのみなさ
ん、そしてご協力のみなさん、なによりも観客席のみなさま、ありがとうございまし
た。

2幕物としての台本でしたが、イヴェントの都合上、2部に分けての上演でした。そこ
んところがちょっと残念。いつかどこかで通して上演できたらいいなと思います。

原作は重い小説でした。それを上演台本にするのに大変苦労をしました。朗読劇であ
りながら、朗読劇以上の者をめざして。台本を書いているときはしんどかったです。
オリジナル戯曲を書いているときの方が、圧倒的に気楽で楽しいですね。第1幕は、
淡々とエピソードを重ねてゆく、という演出。第2幕は、テンポを変え、ドラマのう
ねりと視覚的な要素を強調した演出。台本を書くのはしんどかったけど、楽しい稽古
期間でした。



以下に、パンフレットに掲載された私の作文を再掲載させていただきます。



「時間と場所」

朗読劇をしたい。この小説を読め。それが『あのころはフリードリヒがいた』との出
会いだった。作者の少年時代の体験。というより作者の眼を通したユダヤ人一家の姿
だ。主人公ハンスとフリードリヒは、1925年に生まれた。

第1部は1936年まで。そして第2部は1942年までの出来事。その時代のドイツはどうで
あったか。私が記すまでもない。時間と場所に色があるならこういう色だ、という色
の芝居になった。

国家、民族、宗教、あるいは環境、職業、性別、年齢そのほか、一人ひとりがみんな
違う。あたりまえだ。それが同じ時間同じ場所に集うと、それぞれの異質さが明確に
なったりする。出演者にもプロと呼ばれる俳優とアマチュアのみなさんが混在してい
る。それでもできた舞台はひとつだ。舞台上にはプロとアマの区別なぞない、みんな
で創りあげたひとつのものだ。これが理想をかなえたものだというならば、奇跡と
いっておこう。世界あるいは社会は、そう都合よくいかない。そういうことが冷徹に
描かれている。ナチスに加担してしまうニンゲンも、ユダヤ人であることで排斥され
るニンゲンも、その時、その場所にいた。同じようなことは、時間を超えて、場所を
違わず、世界中で起こってきたことだ。それをあらためて腹の底に受け止めて、さて
われわれは、いかにすべきか。その答えも、一人ひとり、それぞれであってよいに違
いないのだ。

第1部開演前の群読は「ソロモン」という、ユダヤ人がなぜ土地を失い世界を漂うの
かを記した昔話の抄訳。第2部開演前の群読は「ヒトラーの首相就任演説」の抄訳。
いずれも観客席に聞かせるためではなく、出演者自身のためのサブテキストとして読
んでいる(という演出)。ご来場、感謝いたします。第2部のわずかな一箇所だけ小
説を改変しました。気がついた方は、甘いな、と笑って許してやってください。

posted by yu-gekitai at 07:22| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月30日

29日(『あのころはフリードリヒがいた』ゲネプロ。)

winmail.dat
とはいいましても、稽古場の布施PEベースさんで、でおます。朝8時に仕込み部隊が
劇場に入ってから、5時間後に開演(実際にはその5分前から始まっております)です
ので、舞台稽古もゲネプロもできません。ぜひ観ていただきたいと切に願う次第で
す。



第4回大阪演劇見本市

観劇感激KANGEKIプロジェクト

Across the border 垣根を越えて!



明日13時開演

扇町ミュージアム・キューブ01にて

posted by yu-gekitai at 06:45| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月25日

23日(『あのころはフリードリヒがいた』通し稽古。)

winmail.dat
ゆるやかにゆるやかに進んできた稽古も、やっと通し稽古ができる状態になりまし
た。大きい声でいえることではありませんが、初めて出演者20名全員が、稽古場のそ
ろいました。布施PEベースにて。

稽古場全体が、ほぼ舞台の実寸ということで、演出や制作関係者の居場所がない、と
いう楽しい環境でしたが、芝居の出来は、なかなかのものです。プロ(劇団関係者)
とアマチュア(高校演劇関係者さんや学生さんや地域演劇の方など)の合同の座組で
すが、全くプロアマの区別がつかないですよ。再度、大きい声でいえることではあり
ませんが、この芝居の稽古は、稽古場に全員がそろわなくても、とっても良い稽古場
でした。昨日まで使わせていただいた未来ワークスタジオさんが醸し出す雰囲気が、
です。残すところ稽古はあと1回。本番前日の29日、今日と同じく布施PEベースさん
にて、音響家さんにも入ってもらっての、最後の通し稽古を残すのみです。乗り打ち
での公演ですから、舞台稽古もゲネプロもなしでの本番です。いろいろと楽しみで
す。

出演者のみなさんは、失敗してもよいです、と演出18日のブログにも書いております
が者である私はいっております。ミスったら、私、客席で喜んじゃうから、なんて稽
古場で宣言しております。大丈夫です、ケガさえなければ、などと、今ここに、自嘲
ともとれるような書き方をしておりますが、正直に白状します。実は、凄いものに
なっております(ぜひ見届けにきてください)。うふふふふ。



井之上淳さん(劇団五期会)による一人芝居『レビー小隊長とMr.パーキンソン』
(作+演出・イシワキキヨシ)の通し稽古も、今日、見せていただきました。じんわ
りと泣けてきました。あらためて、すばらしい俳優さんだと実感させられました。ス
テキです。





3月30日(日)

扇町ミュージアム・キューブ01にて



12時15分  Aプロ開場
12時55分 舞台上では、なんとなく始まっている。
13時00分 「フリードリヒ」第1部の開演
14時15分 「フリードリヒ」第1部の終演予定
14時25分 「レビー小隊長とMr.パーキンソン」開演予定
14時45分 「レピー小隊長〜」終演予定
14時45分 交流会(観客のみなさんと出演者などとの雑談の時間)
15時15分くらいまでに交流会終了(入れ替え)
15時45分 Bプロ開場

16時25分 なんとなく始まっている。
16時30分 「フリードリヒ」第2部の開演
17時30分 「フリードリヒ」第2部の終演予定
17時40分 「レビー小隊長」開演予定
18時00分 「レビー小隊長の終演予定
18時10分 交流会

18時45分くらいまでに終了



入場料は、AプロBプロそれぞれ一般3000円ですが、合わせてごらんいただきますと
1000円割引の5000円です。高いのか安いのか、私にはワカリマセン。ちなみに学生さ
んや障害のある方は2000円です。AプロBプロをあわせてごらんいただきます場合は、
同じく1000円割引の3000円です。

よろしくお願いします。



posted by yu-gekitai at 08:28| 京都 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする