2023年12月13日

12日(『地獄』を観た。)

昨日のOMSの公開選考会で地獄を見た、というわけとちゃいますよ。夕方5時から、ほ
ぼ毎日呑んでいる〈なめくじ酒場〉に、映画館ができたのです!

1999年、石井プロダクション+オーピー映画、脚本+監督・石井輝男。今回、2度目
の鑑賞だが、初めてのときよりもオモシロく観た。ツッコミどころ満載だが、監督の
ドラマツルギーは揺るぎなく強靭で、なおかつ細部も楽しい工夫に満ちている。天才
か、究極の職人か、はたまた狂人か、って感じ。

初めて観たときにパンフレットを購入した記憶がある。レコードと本とですさまじい
状態の倉庫の中の、どこかにあるだろう。探してみよう。
posted by yu-gekitai at 09:51| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11日(連敗記録更新中。)

winmail.dat
第30回OMS戯曲賞敗退。すでに9連敗の時点で、私は、受賞するというイメージには全
くリアリティを感じなくなっていた。イメージ通りの、破竹の11連敗継続中。

天満橋で、残念会という名目の呑み会。だけど、楽しい呑み会。来年9月に、旗揚げ
公演を予定している、熊取劇倶楽部日輪草の方がたも交えて。

日輪草さんは、今回の私の候補作であった『灯灯ふらふら』で、旗揚げする。
posted by yu-gekitai at 09:13| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月06日

3日(インタビューを受けた。)

「若年層の舞台芸術離れ」を主題とした、調査研究のためのインタビューを受けまし
た。京都兵術センター近くの居酒屋にて。

テープが回っているにもかかわらず、気軽に楽しくおしゃべりできたのは、インタ
ビュアーのおふたりの研究者の方がたから感じた誠実さと、パンダさんが帯同してく
れたからだ。

意外なこともしゃべってしまったなあ。パンダさんも、いや今や劇団員のだれもが知
らない遊劇体結成の経緯や、二度に及ぶ劇団分裂の顛末など。

言ってはいけないようなこともしゃべってしまったり勘違いもあるかもしれないの
で、文章になったときのゲラ校正では、慎重になろうと思う。
posted by yu-gekitai at 18:39| 京都 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月28日

27日(『なんじゃ主水』公演パンフレットの作文。)

今回の公演タイトルについてよく訊ねられました。

言い訳めいた解説をさせていただくと、大事な会合であるのに錯綜して、なんじゃこ
ら、という状態になってしまうこと。問答(正しい使い方ではないかもしれません)
が台詞の大半を占めること。で、なんじゃこら、もんどう。町内会の役職に就くこと
になった登場人物たちなので、主水、という、ダジャレもいいとこなんですが、気に
入ってます。

生まれた時から隣近所で生活を共にしてきた者たちの、次期の町内会役員に選ばれて
の初会合です。年寄りが大勢集まったら、しかもみなさんおしゃべりが好きだった
ら、こんな状態と化すのではないでしょうか。それぞれがマウントの取り合いをす
る。自分に興味のない話題には無頓着で、自分の言いたいことは声に出さずにはいら
れない。思わず童心に帰ってしまう。

しかもそのおしゃべりの内容はと言えば、自分が生まれ育ったムラが抱える矛盾や歪
みを、決して幸福ではない状況を、語ることになってしまうのです。

ですから、『なんじゃ主水』は、作者にとって、寂しく哀しいお芝居です。それゆえ
でしょう、登場人物全員が愛おしくてなりません。

劇作としては〈掟破り〉の作風に挑戦しました。会話がスムーズに進まない、途中で
途切れる、突然に差しはさまれる話題、泥酔者(?)とのかみ合わない会話、漫画か
らの唐突な引用など、舞台に展開するお芝居の空気とは裏腹なくらい台本としては実
験的です。それゆえ、俳優のみなさんには大きな負担をかけました。

いつも通りの簡素な舞台です。座布団しかありません。みなさまのイマジネーション
に助けていただきながらの上演です。見えないものは想像してくださいね。それが
〈エンゲキ〉だと強く思っている、という持論の披瀝はひとまず置いときます。

堅苦しい説明になってしまいましたが、喜劇的な要素もあり、楽しんでいただけるお
芝居だと思います。気楽にご覧くださいませ。

今回、中学生の頃に『李さん一家』というマンガに出会って衝撃を受け、以降、愛し
続けてやまぬ、つげ義春氏のマンガから、いくつもの台詞を引用させていただきまし
た。

さらに、この台本を書かずにはいられない気持ちにさせてくれた、私の住む町の、大
切な先輩友人のみなさんに多大なる謝意を表したいと思います。
posted by yu-gekitai at 07:53| 京都 | Comment(2) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

22日から26日(『なんじゃ主水』公演)

22日、小屋入り、仕込み、照明&音響吊りこみ、照明シュート、音響チェック。

23日、照明チェック、通し稽古。俳優さんたちにとって難易度の高い芝居だと思う。
私は満足。抜き稽古などはしない。

24日、ゲネプロ、本番、自然なダブル・コール。ダブル・コールの打ち合わせをして
おいてよかった。何作品か以前には、ダブル・コールになっても全く対応できなかっ
た遊劇体。

25日、本番二日目、マチネ&ソワレ。ソワレもダブル・コールになった。

26日、本番三日目で千穐楽。ああもう終わっちゃうのか。本日もマチソワ、じゃなく
て、モーニングとマチネ。マチネがダブル・コール。ダブルにならなかった回も、お
客さんからいただく拍手は熱かったと感じました。ダブル・コール3回のうち2回は、
その後もお客さんの拍手が続いた。うれし。バラシ、搬出。打ち上げ、楽し。



かつては斜に構えていて、お客さんに拍手をさせない工夫のエンディングを作ること
を楽しんでいた私。今ではお客さんの拍手がとってもうれしくありがたい私。
posted by yu-gekitai at 07:46| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

21日(『なんじゃ主水』稽古33回目、稽古納め。)

通し稽古。なにも心配はない。俳優のみなさんが明るく楽しく演じてくれればよい。
スタッフさんへは信頼あるのみ。
posted by yu-gekitai at 07:28| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月21日

19日(『なんじゃ主水』稽古31回目。)

通し稽古という名目で、小返しをしながら。

私がゆうのもどうかという感じですが、オモシロいです。稽古を見ているのは楽し
かったです。あまりにウキウキしたもので、稽古終わりに立ち呑みへ。パンダさん、
クボちゃんと。パンダちゃん、クボさんと言い換えればどうなるのかな。今回の芝居
ではそんな感じ。

もう私ごときがいなくても、芝居はできあがります。
posted by yu-gekitai at 01:48| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20日(『なんじゃ主水』稽古32回目。)

オモシロいですね。楽しいですね。

こんな遊劇体を観るのは初めて、ていう方が多いかもです。台本が、いわゆるシチュ
エイション・コメディ的な感じですからね。そういうつもりで書いたんとはちゃいま
すけれどね。

いや、もう、俳優さんが良い。大好き。そして、演じていただいている役を、愛おし
い、と感じさせてくれます。

そして、最強の演出部(舞台監督さん、照明家さん、音響家さん)です。

私はもうなにもしなくてよい。時どきワガママを言わせてもらって、自分の好みに近
づけるだけ、って感じ。

本番が楽しみで仕方がないです。

稽古はあと1回、明日を残すのみ。
posted by yu-gekitai at 01:24| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月19日

18日(『なんじゃ主水』稽古30回目。)

winmail.dat
私はヒドイやつです。いまだに台本を書き変えてるんですからね。いや、そんなに大
きくは変わらないですよ。でも、・・・すみません。

私、映像媒体での俳優をしていたときの最初の驚きは、撮影の直前で、シナリオが毎
度毎度変わるということ。一度、とんでもない量の台詞を書き足されたことがあっ
て、対応しきれなかった自分が悔やまれます。今やったらもっと上手くできるのに
な、なんて思います。そんなことはどうでもよい。

良い稽古でした。緊密で上出来のお芝居でした。俳優のみなさんは素晴らしい方たち
ばっか。ありがとうございます。この調子で初日を迎えましょう。
posted by yu-gekitai at 01:10| 京都 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月16日

15日(『なんじゃ主水』稽古29回目。)

winmail.dat
本日の稽古は下京いきいき市民活動センターにて。

調子出てきてますね。

一昨日の稽古のように、演劇的ノイズを自由に思うがまま発してください、という稽
古でしたが、さすがのみなさんで、きちっと渋く抑えるところは抑え込んで、新しい
発見を探るような自由度もありで、私はもう、うれしくて仕方がありませんでした。
楽しかったです。

今日のような芝居を、タイトにして初日を迎える、というこってす。

稽古終わりには、東福寺駅前の立ち呑みにはゆかなかったけれど、京阪電車を降り
て、京橋でちょこっと。結局おんなじやん。
posted by yu-gekitai at 13:24| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする