2025年12月08日

7日(『小平太、参る!』千穐楽。)

ラストの回。楽しくできました。小屋入りしてから常に、カツラと衣装の不安をまと
いながらも、やっと、なんとなく、しっくりし始めたところで、おしまいです。しか
し、良い経験をさせていただきました。時代劇をやった、という経験は、目に見えな
いけれど、大きな糧となったと感じております。お教えくださいました諸先輩、お世
話になった方がた、ご迷惑をおかけした方がた、親切にしてくださった方がた、そし
てお客さま、ありがとうございました。

俳優としての座組参加は、とっても楽しかったです。またやりたいという気になって
おります(やめといたほうがええんちゃう?)。打ち上げも楽しかったです。結局ま
た終電でおます。
posted by yu-gekitai at 10:13| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6日(『小平太、参る!』中日。)

本日も2回まわし。カツラ、衣装、小道具の不安を抱えつつ、演じることはしっかり
と楽しんでおるのですが、ナマモノとは恐ろしいもので、いちばん記憶に残るだろう
ことが起こりましたよ。まあ、それも楽しいんですが。

さてと、この座組に参加させていただいて、初めて、呑みに行きました。老若男女と
りまぜての11人で。明日もあるのに、結局、終電やないですか。
posted by yu-gekitai at 10:02| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5日(『小平太、参る!』初日。)

小屋入りして3時間後にはもう本番だ。本日、マチソワ2回まわし。カツラ、衣装、小
道具の不慣れからくるストレスが半端ない。役者として演じることにおいては、すこ
ぶる楽しいのですが。

お客さんも楽しんでくださっているようでなにより。きっと、意外性のある、ステキ
な公演ではないかな。
posted by yu-gekitai at 09:56| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4日(『小平太、参る!』場当りとゲネプロ。)

演出部のいちばん長い日、かも。

一介の俳優の私は、緊張しながらも、内心は楽しんでいる。しかし、カツラと衣装
は、不安である。自分でできないから。小道具も、例えば懐紙や白扇の位置とか。な
んせ本格時代劇なもんだから。
posted by yu-gekitai at 09:40| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3日(『小平太、参る!』小屋入り。)

7年半ぶりのABCホールの楽屋。衣装や小道具の確認。観客席から、舞台装置や明かり
作りをながめたり。
posted by yu-gekitai at 09:34| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月02日

1日(28日(2025大阪劇団協議会プロデュース公演『小平太、参る!』稽古19回目。)

winmail.dat
最後の稽古日。通し稽古を2回まわし。なかなか思い通りにはゆかない。いざやって
みても、自分が描いているような台詞にならない。周りから私はどう見えているんだ
ろう。いろいろと不安はある。だが、イチバンの不安は、カツラと衣装である。



私の役名は、家老兼奉行役元締 本田斎官(ほんだいつき)。参ったか!



大阪劇団協議会プロデュース公演
「小平太、参る!」
原作:山本周五郎「町奉行日記」 
脚色:森脇京子 演出:井之上淳

難波の小藩「海山藩」を舞台に「どら平太」の異名を持つ型破りな新奉行が悪事の黒
幕を炙り出してゆく痛快時代劇!!

■日時
12/5(金)13:00/18:30
12/6(土)11:00/16:00
12/7(日)13:00

■会場
ABCホール

■料金(予約制・自由席)
前売・当日 4000円
学生・障がい者 2000円





posted by yu-gekitai at 10:03| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月30日

さらに29日(劇団鵺『黄金船長』の録音を聴いた。)

winmail.dat
『黄金船長』作+演出・南畑壽宇(キタモトマサヤ)、1980年くらい、衣笠小劇場
(立命館大学学生会館小ホール)にて、観客によって録音されたもの。

おっそろしいブツが手元に届いた。送り主は、出演者のひとり。別の出演者の友人が
客席で録音したものだそうだが、それが地下水脈で流れていたのだ。

〈劇団鵺〉は、立命館大学の演劇サークル〈劇集団そよそよ族〉を母体に、私やその
残党が中心となって結成された集団。記憶がいろいろと前後して、どうしても結成年
度がはっきりさせられないのだが、78年かもしれないし、79年かもしれないし、80年
かもしれない。『黄金船長』というのは第2回公演で、結成の翌年7月だったと思う。
旗揚げは結成年の11月くらいか。『太陽は血より赤い』というタイトルで、それが私
の処女作。立命館大学学生会館第7ホールでの上演で、こちらも〈衣笠小劇場〉と称
していた。望外の大好評で、それが連作につながった。『黄金船長』は第2作という
ことになる。予想をはるかに超える観客が集まった。旗揚げの3倍くらいか。そして
第3作が、たぶん同じ年の初冬で、『恋獄絵図』という、かなり上演時間の長めの芝
居だった。観客動員もさらに倍増。これら3作品が劇団鵺のピークで、あとは紆余曲
折をくりかえし、3年後くらいの最終作『夜の工作室』(新京極あたりにあった商業
施設の、何階かにあった小ホール、名は忘れた)が、初期3作品に並ぶ、と私は思っ
ている。

うだうだと記憶の断片を書き留めてますが、CDに焼かれたライヴを聴いて感じたこと
などを少し。聴く前はやはり怖くて躊躇が絶えなかったのだけれど、いざプレイして
みたら、楽しくていっきに、客出しまでを聴いてしまった。超満員の観客席の熱いド
キュメントであった。

いちばん感じたことは、二十歳を過ぎたばかりである若い役者の存在感である(もし
かしたら女子には10代もいただろう)。この作のラインナップではプロの世界に飛び
込んだ者(地方テレヴィ局でレポーターとかやってた女子がいたかな)はいないが、
才能あふれる若者たちだったことにあらためて気づかされた。また、台詞のスピード
とテンポの良さにも驚かされた。これは私が満開座で学んだものである。みんなよく
声も出ている。女子たちのナチュラルな声の良さも今思えば、これはすごいことだと
思う。

そう、〈劇団鵺〉は、私が〈満開座〉で俳優に挫折をして、芝居をあきらめた後、
〈劇集団そよそよ族〉のメンバーから、また一緒にやらんかみたいなカタチで強く誘
われ、しかも演出をやってくれと、つまりは〈満開座〉で学んだことをわれわれに還
元してくれと、そう説得されたことによって誕生したのだ。演出、という未知なこと
を引き受けるにあたって、私はずうずうしくも2つの条件を出した。ひとつは集団名
の変更。〈劇集団そよそよ族〉から〈劇団鵺〉へ。そして台本は、私に書かせてく
れ、自分が書いたものしか演出できない、と。

ほぼ男ばかりの集団で、女子はひとりいたかもというくらいで、その子は役者はやら
ないということだった。苦肉の策で、私は、近隣に位置する嵯峨美術短期大学の演劇
部〈劇屋アリス〉を単身訪問し、唯一の男性部員であった部長に、われわれとの共同
制作を申し出た(その彼は北村想さんの弟であることをそのとき知る)。結局、部長
の彼は関わらず、部員だった女子が〈劇団鵺〉に合流することとなった。もちろん
〈劇屋アリス〉の単独公演も学内で打ちつつ。

旗揚げ公演には、満開座の仁王門大五郎師匠が一升瓶を提げて観劇にきてくださっ
た。満開座でも使用していた楽曲、プリズムの「モーニング・ライト」、客出しのと
き、その曲を使ってくれてありがとう、と師匠からいわれた。満開座を脱退した、い
わば裏切者の私なのに。その感激とその日の師匠の第7ホールを後にする後姿は今
も、私の脳裡に焼きついている。「モーニング・ライト」は遊劇体のアイホール公
演、現代演劇レトロスペクティヴ『縄文人にあいういう』でもモチロン使わせていた
だいた。

さて『黄金船長』なのだが、劇中の音楽の使い方、それはまさに〈満開座〉で学んだ
とおりだった。台本も、満開座くらいしか知らなかったからだろう、満開座と、まだ
観たこともないはずの状況劇場をミックスしたようなものであった(ちなみに私の初
舞台は〈劇集団そよそよ族〉による別役実・作『堕天使』)。

幸せなこと、と思う。またいずれ開催されるであろう、第3回劇団鵺生前葬という呑
み会。過ぎて50年近くなろうとしている現在も、当時のメンバーとあの苦闘の記憶を
共有できる。何物にも代えがたい宝物である。
posted by yu-gekitai at 11:47| 京都 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

29日(関西芸術座を観た。)

winmail.dat
『病は気から』原作・モリエール、訳・鈴木力衛、翻案上演台本+演出・松寺千恵
美、ABCホールにて。大阪弁での上演で、これはピッコロ劇団がシリーズ(といって
も2作品か?)で行ってきた企画と同一。そのことに少し違和感を感じるのは私だけ
だろうか。ピッコロ劇団のそのシリーズを主導してきた孫高宏氏と呑んだとき、モリ
エール作品は大阪弁で上演したら吉本新喜劇になる、というお話をしたようなしな
かったような記憶がある。要するに、モリエール作品は吉本新喜劇の源流である、と
そのとき認定したわけで、本公演も吉本新喜劇の核心を純粋培養したような舞台と
なっていて、わが意を得たり、という気持ちになった。

堅実な演技で、聞きやすくわかりやすく、だれもが楽しめる舞台には違いないが、ま
たしてもそこに違和感を感じるのは、毒気や強烈な批評精神などが、大阪弁にもかか
わらず薄味であったことによるだろうか。もっと突っ込んでいえば、なぜ今、この作
品を見せられているのかが不分明であったことによるのだろう。

17世紀パリのお金持ちの衣装は、時代考証ありきで生み出されたものかどうかは私に
はわからないけれども、素晴らしさ見事さは特筆に値するだろう(上田安子服飾専門
学校・舞台衣装専攻)。
posted by yu-gekitai at 09:55| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

28日(2025大阪劇団協議会プロデュース公演『小平太、参る!』稽古18回目。)

通し稽古。一箇所ミスったなあ。本番で後悔しないようにしないとなあ。稽古場でよ
かった。残すところ稽古はあと1回。



大阪劇団協議会プロデュース公演
「小平太、参る!」
原作:山本周五郎「町奉行日記」 
脚色:森脇京子 演出:井之上淳

難波の小藩「海山藩」を舞台に「どら平太」の異名を持つ型破りな新奉行が悪事の黒
幕を炙り出してゆく痛快時代劇!!

■日時
12/5(金)13:00/18:30
12/6(土)11:00/16:00
12/7(日)13:00

■会場
ABCホール

■料金(予約制・自由席)
前売・当日 4000円
学生・障がい者 2000円
posted by yu-gekitai at 09:25| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月28日

27日(2025大阪劇団協議会プロデュース公演『小平太、参る!』稽古17回目。)

通し稽古。初めて音楽が入った。へえ、こんな感じ。舞監さん、照明さん、制作さ
ん、記録撮影の方そのほか、出演者以外の方がたも稽古場に登場し、いよいよ初日が
近いことを肌で感じる、という空間だった。

まあ、何度も書いてますが、フツーに楽しめる、テレヴィの『水戸黄門』のような、
と書いたら誤解を与えてしまうかもしれませんが、そんな娯楽作品です。

どうぞよろしく。


大阪劇団協議会プロデュース公演
「小平太、参る!」
原作:山本周五郎「町奉行日記」 
脚色:森脇京子 演出:井之上淳

難波の小藩「海山藩」を舞台に「どら平太」の異名を持つ型破りな新奉行が悪事の黒
幕を炙り出してゆく痛快時代劇!!

■日時
12/5(金)13:00/18:30
12/6(土)11:00/16:00
12/7(日)13:00

■会場
ABCホール

■料金(予約制・自由席)
前売・当日 4000円
学生・障がい者 2000円
posted by yu-gekitai at 11:28| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする