2025年07月28日

27日(伝承横山音頭大会は無事に終了しました。)

winmail.dat
私の企画+構成+演出+司会進行+鼎談ではファシリテーター+舞台監督と、ウソで
しょ、てな具合です。今日が近づいてきてからは、舞台監督として、タイヘンでし
た。特に今日は、24人の出演者さんとの場当りも進めなくてはならないし、舞台と3
つの楽屋をいったりきたり。あっという間に開演して、あっという間に終演して。そ
れにしても、延々50分の横山音頭、大迫力で素晴らしかった。

開場を10分早めるほどお客さんがきてくださり、最後には拍手喝采。だれもが認める
大成功に、来年も、第2回を開催することが決まってしまったようです。私はもう知
らんよ。
posted by yu-gekitai at 09:32| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月26日

26日(明日です。「伝承横山音頭大会」。)


7月27日(日)14:00開演(13:30 開場)
熊取町文化ホール(キテーネホール)にて

JR熊取駅下車、のどかな田舎道を歩いて20分です
入場無料・申込不要(ふらっときてください)

第1部 横山音頭研究者による鼎談(となっておりますが、実際には、横山音頭音頭取
り名人と横山音頭愛好家によるよもやま話)
第2部 横山音頭盆踊り振り付けレクチャー
第3部 横山音頭口演「阿波の鳴門 八つ目 順礼子別れ唄の段」



出演
音頭 河合一良+河合慶治
囃子 阪上知子+平井愛弓
踊り子 みえの会
振付指導 中西実恵
企画+構成+司会進行 キタモトマサヤ
posted by yu-gekitai at 08:59| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月22日

22日(「伝承横山音頭大会」公演まで、あと5日。)

迫ってきました。



伝承横山音頭大会〜熊取の盆踊りで歌われる横山音頭とは?〜



熊取町内の各地区の盆踊り大会で歌い継がれてきた〈横山音頭〉。

子供の頃、60年も昔の私の記憶です。割れたスピーカーから響き渡る音頭に導かれ、
提灯のうすぼんやり光る道筋を歩むと、暗がりのその先の闇とともに、盆踊りの櫓が
姿を現わします。それは異次元体験。そこは非日常の空間でした。仮装大会での異形
の人びとの姿が今も瞼の裏に焼き付いています。寝床に入ってからも明け方まで遠く
聴こえる音頭が、寝苦しい盛夏の子守歌でもありました。

私は、熊取に生まれたのに、2006年になるまで、その音頭の呼称すら知らずにいまし
た。それは20歳からの25年間、熊取を離れて暮らしたので、知る機会がなかったとい
うことかもしれません。

〈横山音頭〉は、江戸時代末期から明治時代にはすでに歌われていたということで
す。堺市南部から泉佐野市南部までの山に面した地域(ゆえに横山)に分布したらし
いのですが、現在では熊取町全域と貝塚市山間部の一部でのみに残っているだけなの
だそうです。生物において絶滅危惧種という言い方があるように、伝統芸能としては
まさに、消滅の危機に瀕しているのではと憂うばかりです。

伝承、ということばがあります。社会や集団のなかで、風習や芸能を受け継いで後世
に伝えていく、という意味です。今回、横山音頭を披露してくださる河合一良さん
は、熊取ゆうゆう大学の講座などでも、〈伝承横山音頭〉と称して後進の指導に当た
られておられます。

みなさん、今一度〈横山音頭〉とはなんなのか、熊取町文化ホールに確かめにきませ
んか?

この夏の盆踊りが今までとは一味違って感じられるようになるかもしれません。



7月27日(日)

14:00開演(13:30 開場)

熊取町文化ホールにて

入場無料・申込不要



第1部 横山音頭研究者による鼎談(となっておりますが、実際には、横山
音頭音頭取り名人と横山音頭愛好家によるよもやま話)

第2部 横山音頭盆踊り振り付けレクチャー

第3部 横山音頭口演「阿波の鳴門 八つ目 順礼子別れ唄の段」



音頭 河合一良+河合慶治

囃子 阪上知子+平井愛弓

踊り子 みえの会

振付指導 中西実恵



企画+構成 キタモトマサヤ



入場無料ですので、チケットが何枚売れたとかありませんし、予約申込も不要にた
め、どれだけのお客さまがきてくださるか、まったく予想がつきません。

観客席がガラガラ、という悪夢に苛まれて、眠れない日々をおくっています。



どうぞお時間があればよろしくお願いします。
posted by yu-gekitai at 09:11| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月13日

12日(遊劇体ミーティング。)

天満橋の「おくまん」にて。ミーティングというより呑み会ですか。それぞれの近況
報告など。楽しかったっす。
posted by yu-gekitai at 17:58| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月10日

9日(日本演出者協会関西ブロック総会に出席した。)

winmail.dat
劇団未来ワークスタジオにて。私は、気持ち的には、傍観者という立場で参加させて
いただいた。コロナ禍以降、総会や役員会はオンライン、ZOOMというんですか、それ
での開催となってしまったため、私は役員任期期間中にもかかわらず、辞任させてい
ただいた。 パソコンの画面を通して会話するということが、気持ち悪
くてできなない、という理由でだ。アタマイタナルんですわ。しかし今回、一箇所に
集まって対面で行われる、ということで、自身のオトシマエをつけるつもりで参加し
た。

一般社団法人という団体としての活動の大変さと、より厳しさの増した現状を再認識
できた。新役員のみなさんの奮闘、ご健闘を願うばかりだ。終了後の打ち上げも参
加。今回、再度の関西ブロック代表に就任された、わかぎゑふさんをはじめ、笠井友
仁さん、島守辰明さん、井之上淳さん、しまよしみちさん、田中孝弥さん、山口浩章
氏などと、ちょっとずつでもおしゃべりできて楽しかったです。
posted by yu-gekitai at 15:09| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月15日

14日(劇団往来を観た。)

winmail.dat
『甘梨 Accidental Offside』作+演出 小鉢誠治A、インディペンデントシアター
2ndにて。

女優さんたちの熱演の光る舞台。往来さんは声を張るのでホント熱い。孤島を舞台に
した密室連続殺人事件という、クローズド・サークル・ミステリー・ドラマ、と思い
きや、それは設定の枠組みだけで、事件の真の内容は〈狂気が引き起こした〉複数の
犯罪というもので、実際にはミステリーというよりホラーだと理解した。しかもすべ
ての殺人行為をしっかりと見せる演出。それらの点が評価の分かれ目だろうと思いま
す。

興味深かったのは、時間を分割、相前後させる方法で見せる芝居全体の流れ。混乱し
た観客や、なんでそんなことするの、と疑問に思う方もいるかもしれないけれども、
私は好きです。
posted by yu-gekitai at 09:26| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月05日

5日(のたり、のたり。)

「のたりのたり」という菓子を食った。
posted by yu-gekitai at 14:53| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月03日

1日(劇団未来を観た。)

『来訪者』原作 J・B・プリーストリー、脚本+演出 しまよしみち、未来ワークスタ
ジオにて。

原作は英国の作家プリーストリーの『警視の来訪、』というより『夜の訪問者』とい
う題名の方が広く知られているかもしれない。

まだ6ステージも残っているので、ネタバレは避けますが、岩波文庫の表紙にはこう
ある。「息もつかせぬ展開と最後に用意された大どんでん返し―何度も上演され、映
画化された、イギリスの劇作家プリーストリー(1894‐1984)の代表作。舞台は裕福な
実業家の家庭、娘の婚約を祝う一家団欒の夜に警部を名乗る男が訪れて、ある貧しい
若い女性が自殺したことを告げ、全員がそのことに深く関わっていることを暴いてゆ
く…。」

推理戯曲ということなんだろうけれど、とらえ方によっては、つまり演出の解釈に
よっては、コメディーにもなり、ホラーにもなり、社会派にもなる。

しまさんの演出は、舞台を昭和初期の大阪に移しかえての関西弁での上演。まさに岩
波文庫のアオリ文句そのままに「息もつかせぬ展開と最後に用意された大どんでん返
し」。1時間45分があっという間の出来事でした。私は、社会派コメディのミステ
リーとして観劇していたのですが、ラストの予想もできない展開に予想通りぎょっと
させられました(は?)。深い余韻が残る。俳優の演技も関西弁でありながら節度を
保ち好感度が高い。
posted by yu-gekitai at 08:45| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月13日

13日(新作台本書きました。)

4日間で書き上げました。自分の天才ぶりに驚いてます(笑)。まだ読み返していな
いけれど、いいんじゃないでしょうか。『なんじゃ主水』の会話が停滞する(じつは
巧妙に計算されているのですよ)つじつまの合わない会話劇や、古くは『演劇×世界
〜世界は恋人たちを愛してい〜』のコラージュ劇ともまた違った問題作です。メタ演
劇。演劇であるための演劇。『あしたは晴れる』というタイトルです。400時詰め原
稿用紙で47枚、50分くらいの上演時間になると思います。



くまとり劇倶楽部日輪草 第2回公演

『あしたは晴れる〜私たちの演劇の作り方〜』

10月26日(日)14時開演予定

国指定重要文化財 中家住宅にて



今日から稽古がはじまります。今日の本読みが(私が読む)今から楽しみでもあり不
安でもあり。
posted by yu-gekitai at 14:55| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月02日

1日(『ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜』を観た。)

監督・信友直子、製作・フジテレビ+ネツゲン+関西テレビ+信友家、2022年日本映
画。2018年の『ぼけますから、よろしくお願いします。』の続編。アルツハイマー病
を患った母を懸命に介護する90歳台の父。両親を見つめる監督の視点で、ニンゲンと
いうものの偽らざる姿に感動させられる。本作では、前作以上に、老いと核家族化の
厳しさを突きつけられる。いやでも自分自身を投影してしまう。夫婦、親子、地域社
会といったものの暖かさ、性善説というものが基調にあるが、この映画から見えない
ものもあることは確かで、そちらが気にかかる。〈なめくじ酒場〉にて。

このブログに記し忘れていましたけれど、2年くらい前に『ぼけますから、よろしく
お願いします。』も観ている。
posted by yu-gekitai at 09:24| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キタモトのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする